【金銀】あやみがなどほろべばいい2020
2020年12月17日 19:46






55スターミー@たべのこし
なみのり サイコキネシス あやしいひかり みがわり
55ミルタンク@ピンクのリボン
おんがえし じしん のろい ねむる
50カビゴン@ひかりのこな
のしかかり ばくれつパンチ ねむる ねごと
50ムウマ@きせきのみ
シャドーボール くろいまなざし ほろびのうた みちづれ
50ガラガラ@ふといホネ
ホネブーメラン いわなだれ めざめるパワー(虫) つるぎのまい
50エアームド@はっかのみ
ドリルくちばし どくどく ふきとばし ねむる
【概要】
今回も55スターミーを使うことを決めた。
元々スターミーを使うきっかけはケンタロス対策としての起用であったが、使ってみるとそれに留まらず、サンダーに対して雷の外れ待ちをしつつ、バンギラスやミルタンクといった採用率の高いエースに対しても殴り合うことができる。そして眠るを持たない50カビゴンに対して、怪しい光の機嫌次第では突破することまでできる。
これに関しては、こちらに完結にまとめられた表現が掲載されている。
https://gold.hatenadiary.jp/entry/2018/07/01/172746
50カビゴンに特殊受けを任せておりWAをサンダー、バンギラス、ミルタンクから2体選んでいるような構築に対して、スターミーは刺さっているのである。これは一撃技の有無に依らない。むしろ、スターミーが組むことが多いムウマが、相手のカビゴンの地割れで強引に突破されることがないのは利点と言ってもよい。
長らく使っていた感触から、多くの相手に対してスターミーカビゴンムウマの基本選出で戦えることが分かっていた。残りの3体で苦手な相手を対策することを考える。
まず、最も分かりやすく苦手とするのが55カビゴンである。これに対しては、ミルタンクとエアームドで強烈に牽制して、WAの相方に対してスターミー軸で戦うことを考えた。
そして同様に苦手な相手である電気エースに対してはガラガラを採用。特にメロメロサンダースはカビゴンでも微妙なので、ホネブーメランで身代わりを貫通できるガラガラは強力な対策カードとなる。
【個別解説】



55スターミー@たべのこし
なみのり サイコキネシス あやしいひかり みがわり
50カビゴン@ひかりのこな
のしかかり ばくれつパンチ ねむる ねごと
50ムウマ@きせきのみ
シャドーボール くろいまなざし ほろびのうた みちづれ
この3体の構成は自分の中での結論である。
スターミーに悪夢を持たせると寝言カビゴンに強くなるが、エースにしてサイコキネシスを持たせたことがこの構築の功績だと思っているので、ここを変えるわけにはいかない。サイコキネシスを持つことで毒や格闘全般への打点となり、水ミラーでも打点となる他ミルタンクと撃ち合う際にも有効である。
カビゴンはいわゆるクソカビと呼ばれる型での採用。自爆がない故の不便さはあるものの、めざ虫ナッシーやフシギバナの引き先として寝言カビゴンは優秀なほか、相手のサンダーとバンギラスにそこそこ粘れるというのは全てのポケモンの全ての型を見渡してもかなり貴重であると言える。エースのスターミーはバンギラスと撃ち合えるが後出しまではできず、またサンダーが雷でなく10万ボルトを持つ場合も相手ができない。こういった特徴を踏まえると、寝言+爆裂パンチのカビゴンが最も適切な型選択であると言える。クソカビの持つ「状態異常受け+状態異常撒き」という特性が、ともにスターミーと相性抜群である。なお、50カビゴンは55サンダーの雷3発で倒れるが、10万ボルトは3発耐える。このため、相手のメインウエポンによって、スターミーかカビゴンのどちらで撃ち合うかが変わってくる。(最悪、雷サンダー相手でもカビゴンが粘ってPPを枯らすルートもある。)
ムウマはスターミーでの突破が簡単ではない対カビゴンを任せたい。このためまず道連れを採用。道連れのないムウマは対地震カビゴンが怪しくなってしまう。そして、一般には電磁砲が採用されがちな枠にはシャドーボールを採用。これは何よりムウマミラーで一方的に倒すための技である。ムウマに対してムウマを後出しして、お互い黒い眼差しで捕まえて相討ちになるというのはよくあるシチュエーションである。が、この構築においては、相手のムウマにこちらのムウマ対策を遂行されてしまうというのは嬉しくない。分かりやすい例で言うとカビゴン+ムウマという組み合わせを相手にする場合が顕著で、こちらとしては相手のカビゴンをこちらのムウマで倒したいのに、役割が重複しているためムウマどうしで相討ちになってしまうと相手のカビゴンが止まらなくなってしまうのである。(これはこちらのカビゴンが自爆を持たないことも関係している。)かといって相手のムウマに後出しできる駒もないため、こちらのムウマで相手のムウマを一方的に倒す必要がある。もちろん同速に負けて道連れされた場合は相討ちになってしまうが、道連れの所持率は100%ではないことと、最悪の場合は相手のカビゴンは無理やりスターミーで相手する筋があるので、この程度の対策で割り切っている。他にはナッシーやスターミー、フーディンへの打点となるのも大きく、特にナッシーはスターミーからの打点に乏しいため、上から削る手段があるのは嬉しい。交代際に一発入れば、そのまま殴り合いで勝ててしまう。その分パルシェンやエアームドへの打点はなくなってしまうが、スターミーがかなり強めなので問題なし。持ち物は奇跡的に余っていたので奇跡の実。催眠や電磁波、電磁砲、氷を全てカットできる、これ以上ないアイテムである。


55ミルタンク@ピンクのリボン
おんがえし じしん のろい ねむる
50エアームド@はっかのみ
ドリルくちばし どくどく ふきとばし ねむる
対カビゴンを牽制する駒。ミルタンクは、相手のゴーストへの打点を持つため地震としたが、肝心の対カビゴンが怪しくなってしまうので爆裂パンチにするべきだった。

50ガラガラ@ふといホネ
ホネブーメラン いわなだれ めざめるパワー(虫) つるぎのまい
特に対単電気を任せる駒。特筆事項なし。以前はカビゴンの型を爪+地震にすることで対メロメロサンダースに抗えるようにしていたが、基本選出の形を歪めたくなかったため、別枠で任せることにした。
基本選出以外の枠がだいぶ適当に見えるが、その分基本選出への信頼が厚いということである。
【対戦結果】
・対あーみんさん 勝ち
50カビゴン 50サンダー 55ヘラクロス (55バンギラス 50ガラガラ 50ムウマ)
→ムウマ、スターミー、カビゴン
55ヘラクロスはムウマが一方的に上を取られてしまうため嫌な相手。ガラガラもいるためエアームドを出すことも考えたが、スターミーを信じて基本選出。
相手のサンダーが寝言持ちだったが、カビゴンで粘って突破する。カビゴンをムウマでいなしながら、スターミーとヘラクロスのタイマンは身代わり連打で凌いでなんとか勝利。
・対たこさん 負け
52ブラッキー 51ムウマ (51ピカチュウ 51カビゴン 52ゲンガー 52スイクン)
→スターミー、カビゴン、ムウマ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37958064
あまり意識していなかったバランスパ。エアームドで対処することも考えたが、スターミーを信じて基本選出。カビゴンはあまり出したくなかったが、ピカチュウやスイクンを見ると出さざるを得ない。
蓋を開けると、ダブルロックにあっさりハメられて負け。スターミーの身代わりから入ったが、一般に52ブラッキーは毒のスペースがないことと、奇跡持ちの可能性があることを考えると、いきなり怪しい光から入るべきであった。スターミーを失った以上ムウマをムウマで倒すしかなく、あがいてはみたもののいいところなし。
・対ゴールドさん 負け
55カビゴン 50スターミー 50ガラガラ (50サンダー 50パルシェン 50ゲンガー)
→ミルタンク、カビゴン、エアームド
「55カビゴンには選出誘導」とか言っていたらシングルエース。頭を抱えるも、見せポケとして入れたミルタンクエアームドがよく刺さっているので裏選出。
電磁波スターミーはカビゴンで受け、ガラガラはエアームドでさばき、カビゴンはミルタンクで勝負。ガラガラを倒すところまでは良かったが、ミルタンクで対カビゴンのタイマンで先にこちらが急所を引いてしまい負け。爆裂パンチか分身を持たないミルタンクはカビゴンにそこまで有利ではないことを身を持って思い知った。
・対tyokLさん 勝ち
50ナッシー 50カビゴン 55ミルタンク (55バンギラス 50フシギバナ 50ゴローニャ)
→スターミー、カビゴン、ムウマ
特に問題ないため基本選出。
ナッシーがめざパを持たないため、スターミーで起点にできる。さすがにカビゴンで受けられるのでムウマでさばきながら、ナッシー+カビゴンに対して寝言カビゴンで粘るもなかなかのしかかり麻痺を引かない。ただ、相手のカビゴンのサブウエポンが地震ではなく大文字だったこともあってムウマ側も余裕があり、粘った末にカビゴンを捕まえてムウマで相討ち。ナッシーはスターミーで処理してミルタンクとのタイマン。怪しい光から入ってサイコキネシス連打することで無事勝利。
【感想】
おおむね想定通り。55カビゴン相手には勝ちたかったが、これはミルタンクやエアームドへの自分の理解度が低かった結果なので仕方ない。バランスパには立ち回りが拙くて負けてしまったが、構築時点でやや不利な相手だったであろうため、これも仕方なし。対純電気に対してのみ十分な試合ができていないので、そこだけ未知数である。