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コロナ禍でのオフ会開催について

2020年12月13日 22:10

シロガネリーグ2020無事終了しました。
情勢の悪化につき今年はなかなかオフ会が開催されない状況でしたが、おかげさまで今回無事開催できました。
結果記事に関しては主催のyasuさんが近日中に更新してくれるかと思うので、私はコロナ禍でのオフ会開催についてまとめたいと思います。


募集要項にも記載していますが、特に意識したのは以下の点です。
・会場内でのマスク着用徹底
・参加人数を抑える
・参加者の緊急連絡先をまとめた名簿を作成し3週間管理

これ以外にも、当日朝に検温し体調に問題ないことを確認してもらう、会場の何か所かにアルコール消毒液を配置し適宜手指の消毒をしてもらう、会場内の換気を常時実施する、全体での二次会を開催せず個別での二次会もできるだけ小規模で実施してもらうよう依頼する、といったことも実施しています。


■会場内でのマスク着用徹底
飛沫防止のために全員がマスクをすることがまず重要なことです。スタッフも予備のマスクを持参し、必ず全員がマスクをしている状態を維持しました。
また、会話をしながら食事をするというのはかなりリスクを伴う行為なので、会場内での食事は禁止としました。徹底するなら飲食を完全に禁止するべきかもしれませんが、水分補給をしないのはそれはそれで問題なので、飲み物のみ可としています。


■参加人数を抑える
施設の定員の半分程度の参加人数での開催としました。施設のガイドラインによると、演劇や歌唱などある程度の感染リスクがある場合は定員の半分以下、そうでない場合は定員以下での利用を求められています。今回の用途は感染リスクが少ないケースに該当するかと思いますが、それでも万全を期すために、定員64人に対して参加者34人(うち1名欠席)での開催としています。
今回はありがたいことに多くの申請をいただき、定員を上回る参加希望者が集まりました。従来であれば枠の拡大も検討したのですが、何度も話し合った結果、断腸の思いではありますが最初に決めた定員通りでの開催とすることにしました。また、いつもは設けている見学枠も、人数抑制のため今回は設けないこととしました。このあたりは、行きたくても行けなかったという方を何名か生み出してしまったことになり本当に申し訳なく思っています。が、一度枠を拡大してしまうとそのままずるずると増やし続けることにつながりかねないため、どこかできっぱり切ることは運営に必要な判断です。
その分配信を積極的に行うことで、会場に来られなかった人も自宅で楽しめるような工夫をしたつもりです。

また、今回はチーム戦での開催となりました。これに関してはいい面も悪い面もあったというのが率直な感想です。当初の目論見としては、チーム戦での開催が人数抑止につながるのではないかという考えがありました。元々チーム戦での開催には興味がありましたが、チームを組めるだけのコネクションがない人にとっては参加のハードルが上がってしまうのではないかということでなかなか実現することがありませんでした。この参加障壁が人数抑止という方針と噛み合っていると考え、今回のレギュレーションを決めました。
結果として、それなりの効果はあったと思いますが、結局キャンセル待ちのチームまで出てしまったことを考えると、みなさんのオフ会に出たいという思いが上回ったということでしょうか。運営としては定員が埋まるかを心配していたのですが、蓋を開ければ募集開始から1週間で埋まるという予想を遥かに上回る結果となり、大変ありがたく思っています。ただその結果、何名かの方には参加を断念していただくこととなってしまいました。
他によかった点としては、自然とチーム単位での行動となりがちなので、昼食を3人か、せいぜい6人で取るチームがほとんどだったように見受けられたということです。前述のように会話を伴う食事は感染リスクの高い行動だと考えているため、それを自然と少人数の単位に分割できたというのは、事前には想定していなかった利点でした。
逆に悪かった点としては、チームメイトどうしは比較的距離が近い状態で対戦を行うことが多かったということです。もっと分散した状態で対戦を行ってもよかったのですが、対戦中のチーム内でのアドバイスもチーム戦の醍醐味だと考え、どうしても近い距離で対戦を行うことが多くなりました。マスク着用の徹底と大声の自粛によりある程度リスクを下げられてはいると思いますが、局所的な人口密度は事前にもう少し意識すべきだったかもしれません。
また、結果として問題にはなりませんでしたが、当日検温を実施してもらう関係で、急遽体調不良者が発生する可能性があります。これは個人戦よりチーム戦の方がリカバリーが困難なため噛み合わせがよくなかったかなとも思いますが、万が一の場合には非対戦スタッフが欠員の補充に入れるようにしておくことで対策してありました。
このようにトータルで見ると、メリットもデメリットもあったので、感染拡大防止の観点ではよかったとも悪かったとも何とも言えません。オフ会の内容としては、チームとしての一体感や盛り上がりなど、チーム戦の面白さを楽しんでもらえたように思うので、試験的にチーム戦での開催としたことはよかったと思っています。


■参加者の緊急連絡先をまとめた名簿を作成し3週間管理
施設のガイドラインにもあるように、利用者全員の連絡先をまとめた上で、利用日から3週間以内に感染者が出た場合には連絡することが求められています。
これは私の個人的な意見ですが、リスクのある行動はしないというのも一つの選択肢ですが、そればかりでは何もできなくなってしまいます。ある程度リスクが低いと判断した場合には、リスクに対して対処法を用意した上でその行動をするというのも選択肢に入れることが必要です。
同じく私の個人的な意見ですが、感染症というのはどんなに気を遣っても、うつるときはうつるものです。なので開催を決定した運営に求められることは、必要な情報を確実に集めた上で、万が一の事態が起きた場合には迅速に的確な行動を取ることです。オフ会当日は無事終えることができましたが、我々に残された最後の仕事は、今後万が一のことがあった場合にもみ消したりするのではなく、参加者のみなさんに正しい情報を素早く伝えて注意喚起することです。
この名簿は、受付時に各自記入していただきました。スタッフの立ち合いのもと他の参加者の個人情報が目に入らないよう細心の注意を払っています。余談ですが、この工程が増えたため、普段のオフ会より受付にかかる時間が長くなってしまいました。受付時間の見積もりはもう少し長めに取っておくべきでした。(さらに余談ですが、受付に必要な書類を持っていた私が、機材の忘れ物をしたため遅刻するという失態を犯してしまい、二重に開会が遅れてしまいました。大変申し訳ございません。)
無事3週間何もなければ、名簿は処分します。

何も問題が起こらないまま終えられるというのは参考事例として重要ですが、何か問題が起きたときにどういう対処をすればいいのか、それにより的確に沈静化できたか、というのも同じくらい参考事例として重要なことです。もちろん運営としては何も起こらないまま終わってほしいという思いでいっぱいですが、もう少し心構えは継続しておきます。



改めて、円滑な進行に協力いただけた参加者のみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

私の見える範囲では、ここ1,2か月で徐々にオフ会の開催が試験的に復活したように思います。今回の開催が何かのきっかけになればいいなと思うと同時に、そのきっかけは誰かが何かのアクションを起こさないと生まれないものでもあるので、できる範囲で少しずつ日常を取り戻していければなと思います。

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ゲー研(TGA)所属。最近はトリプル、GBAシングルを中心にプレイしてます。色んなルールをやってる総合勢です。

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