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【4thGS】カゴディアルガ+身代わりラティオス

2018年08月12日 13:04


483.png381.png487.png376.png

ディアルガ@カゴのみ
205-x-156-207-120-110
りゅうのはどう かみなり だいちのちから ねむる

ラティオス@いのちのたま
155-x-100-180-133-178
りゅうせいぐん くさむすび みがわり まもる

ギラティナ@ハバンのみ
233-144-141-x-141-156
ドラゴンクロー シャドーダイブ かげうち でんじは

メタグロス@オボンのみ
178-187-150-x-137-84
バレットパンチ アームハンマー だいばくはつ まもる


【概要】
このルールで分かりやすく強い要素としては、《潮吹き》、《大爆発》、《流星群》、《ダークホール》、《トリックルーム》などが挙げられる。
今回選択したディアルガ+ラティオスという初手は、ともにドラゴンタイプであるため《潮吹き》耐性を持っており、《流星群》に対しても多くのドラゴンを上から叩けるラティオスと、ドラゴン等倍で逆に弱点を突けるディアルガという組み合わせから、相手からの通りはよいものの《流星群》に対しては逆に攻撃的に最低限戦える構えになっている。また、《大爆発》に対してもディアルガが耐性を持っている。
さらに、ある程度このルールの経験がある人であれば、眼鏡ディアルガ+珠ラティオスという初手を知っているかもしれない。流星群を重ねることで、クレセリアでさえ粉砕するという並びで、これによりグラードン+クレセリアのような並びに《トリックルーム》始動を許さず戦うことができるというものである。しかし、この並びはスカーフドーブルにあまりにも薄く、これをそのまま使うのは避けたいと考えていた。そこで、ディアルガにカゴの実を持たせて少々ではあるが《ダークホール》耐性を付けた。また、ラティオスに身代わりを持たせることで、ディアルガの火力が落ちて上記の対トリルの動きができなくなった分、《トリックルーム》を許しても動かせるようにした。さらに、身代わりによって非スカーフの《ダークホール》に対しても耐性が付く。
このように、《トリックルーム》を除く一通りの要素に対してある程度耐性を確保することができた。さらに、数値が高く耐性が優秀で技の通りがいいドラゴンを並べることで、メタ外のポケモンからの番狂わせも少なくなると考えた。

裏のポケモンとしては、ドラゴンや氷の通りの良さが気になるのでもう一枚鋼を裏に置いておきたかったため、まずメタグロスを採用。強力な《大爆発》を自ら使うことができる。
ラストの枠にはパルキアなどが採用されることが多いが、対《大爆発》や耐久の高さを買ってギラティナを採用した。


【個別解説】
483.png
ディアルガ@カゴのみ
205-x-156-207-120-110
りゅうのはどう かみなり だいちのちから ねむる

・龍波動で162-66ドーブルを36/39で一発
・A222グラードンの手助けWダメ地震を33/39で耐える
・A187メタグロスのアームハンマーを88%程度で2耐え(急所命中非考慮)

最近流行りのカイオーガ+ギラティナ+メタグロスの並びに強い。Sは振ったところでせいぜい90族の同族なので、完全に切ってHCベースで使用した。
技は一致で撃てて連発できる龍波動と、雨下メタグロスやディアルガに撃てる大地の力は確定。また、ディアルガ一体でカイオーガギラティナメタグロスの複数体と撃ち合うシーンが想定されるので、負荷を軽減するための眠る。対スカーフドーブルでラムかカゴを持たせることが先に決まっていたので、それを無駄にせずに活用できる。
残りの枠は比較的自由度があるが、対カイオーガ+トゲキッスの並びに攻めあぐねると考えたため、雷を持たせた。カイオーガを迅速に削ることができ、裏のメタグロスなどにも一貫する。
技構成から守るを切る必要が出てきたことと、非メガネであることから対グラードン+クレセリアに薄くなってしまっていることから、配分はBに厚めに振って最悪トリル下で動かせるようにした。メタグロスの撃ち合いでやや有利に働くという副産物もある。環境的にはDの方を優先したかったが、仕方ない。
持ち物は、最後までラムが余ったものの、麻痺や火傷で暴発しないようにカゴとした。


381.png
ラティオス@いのちのたま
155-x-100-180-133-178
りゅうせいぐん くさむすび みがわり まもる

・最速
・C206ミュウツーのWダメ珠吹雪を33/39で耐える
・182-110ミュウツーを珠反動+珠流星群で確定

瞬間的に高い火力を出せる流星群と、カイオーガやグラードンにノーリスクで撃てる草結びは確定。また、高速低耐久であることから、守るも必要。残りの枠には、ドーブルやトリル、追い風を意識して身代わり。
配分はCSベースだが、ミュウツー+ユキノオー(ムクホーク)に対して無理矢理動かすために少しだけDに割いた。
持ち物は、撃ち分けつつ火力を上げられる珠。スカーフでないのでスカーフムクホークやスカーフドーブルには強くないのだが、スカーフを持っているかのような顔をすることで誤魔化す。


487.png
ギラティナ@ハバンのみ
233-144-141-x-141-156
ドラゴンクロー シャドーダイブ かげうち でんじは

・最速
・C222眼鏡流星群をハバン込み確定耐え
・A172ギラティナの白金玉シャドーダイブを92.3%で耐える
・166-121ハバンパルキアをドラクロで91.5%くらいで二発(急所非考慮)
・182-110ミュウツーをシャドーダイブで92.3%で一発

裏の一般枠としてメタグロスを採用することはすぐに決まったが、伝説枠はこのギラティナの他に、スカーフカイオーガやハバンパルキアも候補であった。
カイオーガについては、ディアルガが比較的火力が低めであることから、裏に強力なフィニッシャーを置く必要があると考えていた。しかしカイオーガ自身がHP管理の重要なポケモンであるため、ディアルガやメタグロスへの負荷が大きくなりすぎて立ち回りが窮屈になる。そのため、伝説枠もある程度雑に扱えるポケモンの方がよいと考えた。また、スカーフカイオーガにしてしまうとメタグロス以外に守れるのがラティオスのみとなり、強力な勝ち筋である爆発が撃ちにくくなるのも気になった。
パルキアはこの手の構築によく入っているが、「パルキアの死因の3割は爆発である」という言葉がある(?)ように、爆発耐性が気になった(これはカイオーガも同様)。
そこで、パルキアと似たような運用ができつつも耐久の高さからより雑に扱うことができ、さらに爆発無効の耐性を持つギラティナを採用した。これにより、相手の爆発を透かせるだけでなく、横がギラティナに交代しながらメタグロス爆発という動きができるようにもなる。
技構成は気軽に撃てるドラクロと、ディアルガやメタグロスを動かしやすくする電磁波。そしてエスパーによく通り爆発との相性もよいシャドーダイブまでは確定。残りの枠は守るでもよかったが、ギラティナ自身は雑に動かすことが多いと考え、最後の削りに使える影うちとした。
持ち物はほぼ全ての盤面で1度は動かせるようにハバン。地面耐性をつけるために白金玉も候補だったが、対メガネディアルガなども怪しいため、ハバンに落ち着いた。
配分はボックスにいたASベースのものをそのまま使用。


376.png
メタグロス@オボンのみ
178-187-150-x-137-84
バレットパンチ アームハンマー だいばくはつ まもる

・最遅90族マイナス1
・C222カイオーガの雨下Wダメ潮吹きを97.4%耐え
・A200ホウオウの聖なる炎を97.4%耐え(命中追加効果非考慮)
・207-141ディアルガをアームハンマーで95.1%(命中急所非考慮)で2発
・H振りバンギラスはディアルガより下なので確定一発

地面耐性のあるドータクンなども候補ではあったが、伝説枠の火力がやや控えめであるため、一般枠もそれなりに火力が求められると思い、数値の高いメタグロスを採用。
技はディアルガやバンギラス、カビゴンなどに撃てるアムハンと、取りこぼした相手にとどめを刺すためのバレット、必殺の爆発までは確定。残りはコメットか守るの選択だが、コメットで殴りたい相手は大体他のポケモンでも殴れると考え、爆発のタイミングを窺いやすいよう守るを優先した。
配分はよくある潮吹き耐えのもの。持ち物は、強引な後出しが多くなると考え、オボンで耐久を底上げした。


【立ち回り】
初手で割れた2体と、裏にいそうなカイオーガやメタグロスなどを察しながら、大事に扱うポケモンを決める。どの4体も、大事に扱うことも雑に扱うこともできて勝ち筋に据えることができるため、ここの判断が重要。切るべきポケモンはどんどん動かして、温存すべきポケモンは大事に扱う。

・カイオーガ+ルンパッパ
ディアルガ→カイオーガ雷、ラティオス→カイオーガ草結び

ルンパッパが腐るのでカイオーガを狙う。スカーフ潮吹きor吹雪は通るが、一発削れれば次の潮吹きが消えるので楽になる。裏はギラティナ+メタグロスなどが多いので、ディアルガを大事にできれば勝てるはず。


・カイオーガ+トゲキッス
ディアルガ→カイオーガ雷、ラティオス→カイオーガ流星群

ディアルガが雷を持っていないと、この相手に対しては1ターン目でトゲキッスを倒し切れない恐れがあり、そのままカイオーガに蹂躙されかねない。
HDオボンは集中を耐えてくる可能性があるが、そんなドーブルで終わっている初手は来ないと思いたい。


・カイオーガ+ラティオス
ディアルガ→カイオーガ雷、ラティオス守る

カイオーガを削ればメタグロスが動かしやすくなる。スカーフラティオスの可能性には注意したい。


・ディアルガ+ドーブル
ディアルガ→ドーブル龍波動、ラティオス身代わりor守る

トリックルームの可能性を考えると基本的にはラティオスは身代わりしたいが、スカーフの気配を察知したら守る。眼鏡ディアルガは苦手な相手。


・ミュウツー+ユキノオー(ムクホーク)
ディアルガ→ユキノオー(ムクホーク)龍波動、ラティオス→ミュウツー流星群

ラティオスとミュウツーで差し違える覚悟で。
(なぜこのテンプレ一覧にムクホークという文字列を載せなければならないのか。)


・グラードン+クレセリア
ディアルガ→クレセリア龍波動、ラティオス身代わり

厄介な初手。ディアルガが動かしにくいので、展開次第では無理やりギラティナに引いてお茶を濁す。


・ギラティナ+メタグロス
ディアルガ→ギラティナ龍波動、ラティオス守る

スカーフ爆発を警戒してラティオスは一旦守る。スカーフでないことを確認したらそのあとは身代わりも絡めつつギラティナに圧力をかけていく。ディアルガも動かしやすいはず。


・ギラティナ+ドーブル
ディアルガ→ドーブル龍波動、ラティオス身代わり

99%猫追い風→爆発なので、身代わりを盾にがんばる。スカーフだったら避けよう。


・ギラティナ+アグノム
ディアルガ→ギラティナ龍波動、ラティオス身代わり

深読みしてディアルガに挑発でも撃ってくれれば嬉しいが、いきなり爆発されると厳しい。ラティオス→ギラティナの交代もアリだが、悩ましい。


・パルキア+ゴウカザル
ディアルガ→パルキア龍波動、ラティオス守る

パルキアがラティオスを殴ってくれると嬉しいが、ディアルガ方向に猫と集中されると途端に面倒になる。フェイントまで含めていくらでも択になる相手なので、仕方はない。
ちなみに、ハバン込み珠流星と影打ちの集中は、CSパルキアだと落とせるが調整パルキアには耐えられる。


・ホウオウ+ルンパッパ
ディアルガ→ギラティナ、ラティオス身代わり

基本的にホウオウというポケモンを舐め腐っているため結構重めではあるのだが、電磁波ギラティナをぶつけてがんばる。最悪素雷を振り回す必要があるかもしれない。


・ゴウカザル+ドーブル
ディアルガ→ドーブル龍波動、ラティオス守る

ラティオス方向に猫だと嬉しい。ディアルガ方向に猫が来ると、もうダークホールを避けるゲームにするしかない。ゴウカザルがスイクンでも同様。(その場合はラティオスが身代わり。)


【感想】
・金縛りアンコにハメられて負け
・トリルを許して行動が噛み合わず負け
・電磁波クレセを身代わりラティでかわして勝ち
・ヌケニンで詰んで負け
・レベル1ドーブル+ディアルガに蹂躙されて負け
・ミュウツームクホ相手にずっと凍結を引かず押し切って勝ち
・ワタッコのアンコールを失念していて負け(恥ずかしい……)

ということで2勝5敗というかなしい結果に終わった。


>どの4体も、大事に扱うことも雑に扱うこともできて勝ち筋に据えることができるため、ここの判断が重要。
おそらくこの記述が嘘で、結局ほどほど止まりの型を寄せ集めただけにすぎなかった。《潮吹き》など最初に挙げた要素に対して対策することはある程度意識していたが、逆にそれをどれだけ自分で採用できるかという意識が薄かったのがよくなかった。
また、ラティオス以外は中速に固まっているため、上から叩かれ続けるだけで苦しい部分もある。特にトリル下で捌き切れず押し切られて負けというパターンが多かった。
また、相手のドラゴンをラティオスで見ようとしているため、ディアルガが重く、特に眼鏡に暴れられるのが苦しかった。

ポジティブな感想としては、ラティオスが強力で、特に身代わり採用は正解だったと思う。

相変わらずディアルガ、パルキア、ギラティナの使い方がイマイチ理解できないので、精進していきたい。

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ゲー研(TGA)所属。最近はトリプル、GBAシングルを中心にプレイしてます。色んなルールをやってる総合勢です。

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