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【ジョウト×アローラ】トゲデマル軸積み展開

2017年12月18日 21:29

777.png788.png376-m.png637.png786.png630.png

キャプチャ


トゲデマル@きあいのタスキ
141-150-83-x-93-162
アイアンヘッド いかりのまえば ほっぺすりすり ねこだまし

カプ・レヒレ@ミズZ
175-x-135-161-150-108
ねっとう ムーンフォース めいそう まもる

メタグロス@メタグロスナイト
156-197-170-x-130-178
アイアンヘッド れいとうパンチ がんせきふうじ まもる

ウルガモス@ウイのみ
181-x-86-182-143-135
かえんほうしゃ ギガドレイン ちょうのまい まもる

カプ・テテフ@エスパーZ
175-x-107-181-136-123
サイコキネシス ムーンフォース めいそう まもる

バルジーナ@イアのみ
217-x-132-x-154-101
イカサマ ちょうはつ おいかぜ はねやすめ
(バルジーナの持ち物はイアかバンジがベストかと思われるが、持っていなかったので画像はマゴを持っている。)



ルールが発表された際、まずカプ・コケコの通りの良さが気になった。スカーフランドロスという採用しやすい地面タイプが消えたことで、どのようにカプ・コケコと撃ち合うかがまず重要な問題である。
そこで、トゲデマルを軸に構築を組むことにした。トゲデマルといえば、WCS2017ルールでレヒレウインディ系統に刺すことで独特の活躍を見せたポケモンである。教え技解禁で何気に強化されており、アイヘ、前歯、手助け、がむしゃら、お先にどうぞ、エレキネットなど有用な技を習得している。
そして猫騙し+避雷針と相性のよいポケモンとして、瞑想カプ・レヒレを選択。さらに電気技をシャットアウトできることで有利に撃ち合いを進められるポケモンとして、メガメタグロスとウルガモスを採用。この4体を基本選出とする。
一通りの仮想敵に対して検討した結果、大体この4体で選出が完結することになりそうだったので、残りの2枠はピンポイントな対策に充てることにする。対滅びを意識してカプ・テテフ、対トリパを意識してバルジーナとした。



777.png
トゲデマル@きあいのタスキ
141-150-83-x-93-162
アイアンヘッド いかりのまえば ほっぺすりすり ねこだまし

・最速
・最速95族抜き
・146-95カプ・テテフをアイヘで15/16で一発
・207-131バンギラスをアイヘで確定2発

構築の軸となるポケモン。似たような性質を持つライチュウに比べて、アイヘによってカプ・テテフやバンギラス、ルガルガンに打点を持っているのが偉い。アイヘの習得も地味ながら大きく、狙ったかのようにカプ・テテフより1だけ早く、無振りカプ・テテフをちょうど一発で倒せる。実際、幾多ものカプ・テテフを葬り去ってきた。
猫騙し以外の技は自由度が高いが、まずは上記の理由からアイアンヘッドを採用しライチュウなどとの差別化を図る。次に自身が置物とならないよう怒りの前歯、残りの枠にはニードルガードあたりも候補だったが、トゲデマル自身を守ることよりも周りのサポートに徹する方が強いと考え、ほっぺすりすりを採用。ミストフィールドとの相性が悪いが、フィールドを張る前後に使用することや、浮いているボーマンダなどに撃つことができる。
耐久はまるでないので、余っていたこともあり持ち物はタスキ。したがって配分もAS。AもSも削れない。ランドロスもいないので、風船は特に不要。


788.png
カプ・レヒレ@ミズZ
175-x-135-161-150-108
ねっとう ムーンフォース めいそう まもる

・C+1Z濁流でコケコZ10万耐え程度のポケモンを半々程度の確率で一発
・C+1Z濁流で187-131メガメタグロスを13/16で一発
・晴れ下C+1Z濁流で185-136メガリザードンYを11/16で一発
・晴れ下Z濁流で177-91コータスを14/16で一発

同じく構築の軸となるポケモン。トゲデマルを置いて瞑想を積むことで突破口を開く。基本選出にトゲデマルが入ることで、4匹全体のパワーが落ちてしまいがちなので、混乱実ではなくZクリスタルを持たせて火力を強化した。特にメタグロスやリザードンに対して強引に削りにいくことが求められるので、その意味でもミズZは合っている。
火力がかなりギリギリなので、Cを削ることはできない。しかし構築に威嚇が入っていないなど、耐久面の怪しさも拭えないため、Sは諦めてHに大きく割いた。
余談だが、キングドラにムーンフォースを撃ったら軒並み耐えられて首を傾げた。


376-m.png
メタグロス@メタグロスナイト
156-197-170-x-130-178
アイアンヘッド れいとうパンチ がんせきふうじ まもる

・最速
・185-99メガリザードンYを岩石封じで13/16で一発
・202-151メガボーマンダを冷凍パンチで13/16で一発
・176-131バンギラスをアイヘで確定一発
・177-136カプ・レヒレを91.4%でアイヘで2発(急所追加効果非考慮)

メガシンカ同士の撃ち合いを意識して、岩石封じと冷凍パンチを持たせた。一応カプ・テテフと同居してはいるものの、選出することをほとんど想定していないため、思念は外した。
配分は、Aを少しでも甘えると耐久に振ったリザードンやボーマンダへの乱数が怪しくなっていくので、AS振り切り。


637.png
ウルガモス@ウイのみ
181-x-86-182-143-135
かえんほうしゃ ギガドレイン ちょうのまい まもる

・S+1で最速130族抜き
・C147フィールドZ10万確定耐え
・C+1火炎放射で146-96コケコ15/16で一発
・157-116メガクチートを火炎放射で確定一発
・A197メガメタグロスの思念で15/16で混乱実発動
・A177メガガルーラの親の捨て身で混乱実確定発動

ダブルのウルガモスの運用というと、蝶舞、怒りの粉、追い風などが考えられる。そのためサポートを受ける側なのかサポートする側なのかが一見して分からないという特徴がある。今回は軸となるべく、蝶舞型での採用。全体的にメタグロスやテッカグヤ、カミツルギが面倒なので、蝶舞を積んで上から殴る需要が大きい。
配分は、耐久に大きく割いて混乱実を持たせることで単独で動かしやすくした。配分方針はこちらのサイトのものを参考にした。
http://www.emolgame.jp/blog-entry-171.html
参考元のものに比べてHを削ってDを上げているが、これは対メガメタグロスを意識したものである。
サブウエポンは他の技も候補であったが、メタグロスから思念を切ったこともありトリトドンやミロカロス、スイクンといった高耐久の水ポケモンが面倒なのでギガドレインとした。


786.png
カプ・テテフ@エスパーZ
175-x-107-181-136-123
サイコキネシス ムーンフォース めいそう まもる

・補正なし70族抜き
・A197メガボーマンダの捨て身を15/16で耐える
・167-116メガゲンガーをC+1Zサイキネで守る貫通で確定一発

メガゲンガー系に出すことを想定した駒。猫騙しを絡めた展開が厄介なので、先制技を封じることができるカプ・テテフに白羽の矢が立った。瞑想は火力が過剰にも思われるが、初手でスカーフ警戒でゲンガーが守るタイミングで積むことができれば、守るを貫通してZサイキネで倒すことができる。なお、この手の構築は横にいるズルズキンやペルシアンも厄介なので、撃ち分けられることを重視してスカーフはやめた。
配分は何でもよかったので、ボックスに転がっていた耐久重視のもの。


630.png
バルジーナ@イアのみ
217-x-132-x-154-101
イカサマ ちょうはつ おいかぜ はねやすめ

・追い風下で最速130族抜き
・C147カプ・コケコのZ10万を13/16で耐える(非エレキフィールド下)
・A134オニシズクモのZアクアブレイク確定耐え

対トリパ用の駒。肝っ玉猫騙しのできるメガガルーラとの選択だったが、羽休めでの粘りも期待できるバルジーナの方を採用した。見かけ上浮いているポケモンが一体もいないと、あまりに地面技の通りがよくジメンZを使われ放題だったというのもある。
対トリパだけを考えるのであれば追い風は不要だが、万が一普通に選出することを考えると、トリル下で撃てるかも分からないバークアウトなどよりは追い風を優先した。実際普通に選出することもあったので、これは正解だった。
役割上、BDの振り分け(乱数の精度)は、対トリパを優先した。持ち物も少しでも延命できるよう、混乱実。


基本選出は先発にトゲデマル、残りはカプ・レヒレ、メタグロス、ウルガモスとなる。猫騙しから積んだり殴ったりしていくので、動きは分かりやすい。


【反省・感想】
・つらい:エンテイ、ポリゴン2、カプ・ブルル、雨クチート、雨メタグロス、地面全般、ガラガラ、エンニュートなどなど
・この手の構築にありがちな「サポート役を含めた選出4体のパワー不足に陥って云々」というようなことはあまり感じなかった。トゲデマル自身のスペックが思いの外高かったためだろう。フェアリーの多い環境下ではアイアンヘッドの存在がやはり大きかった。
・基本選出が誰も浮いていないのはさすがにキツかった。
・机上段階では4体で基本選出が完結していたが、特に終盤の慣れてきたところで、(刺さる刺さらないがはっきりしている)ウルガモスの代わりにカプ・テテフやバルジーナを出すことも増えてきた。滅びやトリパを丸投げするのではなく、もう少し考えて6体でバランスを取るように組むべきだったかもしれない。
・6体とも強いポケモン、型だったと感じたので、そこはよかった。
・当初はグロパンガルーラから構築を組み始めていたが頓挫した。ガルーラ系統がいかにランドロスに依存していたのかよく分かった。

インターネット大会で使用し、メインロムが30-13で1700程度、サブロムが30-13で1750程度。……あれ?
例によって、1800を目指しつつも結果はようやくの1750。7割勝てないようではダメダメ。それなりに考えて臨んでいたので残念な結果ではあるが、5体目6体目の練り方が不十分であったところが出てしまったか。

構築の中身とは関係ないが、立ち回りが甘く落とした試合がいくつもあり、自身の劣化を強く感じてしまった。今以上にもっと真面目にやっていかないといけないと思わされた大会であった。

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ゲー研(TGA)所属。最近はトリプル、GBAシングルを中心にプレイしてます。色んなルールをやってる総合勢です。

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