【一撃あり金銀】あやみがなどほろべばいい
2017年11月04日 18:52






55 スターミー@たべのこし
なみのり サイコキネシス あやしいひかり みがわり
50 カビゴン@はっかのみ
のしかかり じしん じばく ねむる
50 ムウマ@にがいきのみ
でんじほう くろいまなざし ほろびのうた みちづれ
50 ナッシー@おうごんのみ
サイコキネシス やどりぎのタネ ねむりごな だいばくはつ
55 ケンタロス@きせきのみ
おんがえし じしん つのドリル のろい
50 フーディン@まひなおしのみ
サイコキネシス かみなりパンチ アンコール じこさいせい
(採用順に並んでいるので配置が汚い。見せ合いの際にはケンタロス、スターミー、……と並べてまずケンタロスを意識させる小細工をした。)
【概要】
今回は一撃あり金銀対戦ということで、発売から1か月程度の間に準備を行うこととなった。
一撃の有無で最も影響を受けるポケモンは、ケンタロスであると思われる。角ドリル持ちの中では最速であり、元より破壊の遺伝子によって強烈な攻撃性能を持ったポケモンであったところに、更に厄介な型が増えてしまった。想定すべき型としては以下のようなものが挙げられる。
・遺伝子型
捨て身 破壊光線 地震orアイアンテール 大文字@遺伝子
一撃なしルールでは最もオーソドックスな型。混乱ターンが永続なのがキツいが、爆破などで頭数を減らして最低限の必要行動回数でとどめを刺しにくるような運用が想定される。
・一撃基本型
捨て身 角ドリル 地震 大文字@奇跡or遺伝子
通常攻撃と一撃技のハイブリッド。
・身代わり一撃型
捨て身 角ドリル 地震 身代わり@残飯or粉
状態異常やカウンターを身代わりで牽制しながら一撃技を振り回す。一撃あり環境を始めに考えたときにはカウンターを組み込めるポケモンが強いのではないかと考えていたが、この型の存在によりなかったことにした。
・寝言型
角ドリル 捨て身or地割れ 眠る 寝言@何か
一撃技を全面に押し出した構成。
遺伝子と一撃技に共通するのは、無駄行動となる可能性がそれなりにあるということである。そこを突くため、ケンタロスの上から身代わりを使えるポケモンを使いたいと考えた。が、55ケンタロスに先制できるポケモンはかなり少なく、実用的なところではサンダース、プテラ、フーディン、スターミーあたり。今回はその中でも、最も汎用的に戦えそうなスターミーを選択した。ここまでで、Sの関係でレベル54以上を割くことが決まる。
身代わりスターミーは低レベルでの電磁波サポートが代表的であり、今回のように高レベルでの運用はあまり見かけなかった。エースとして採用する以上、カビゴンを含む広い相手と戦えるようにしたい。結果、怪しい光による広範囲のごまかしと、サイコキネシスによる強引な突破を狙うような型となった。これにより、多少ではあるがカビゴンと戦えるようにもなる。
とはいえ、対カビゴンには不安が残るため、取り巻きはカビゴンに強めのポケモンで固めたい。対カビゴントップクラスのムウマと、カビゴンや電気に強めで汎用的な駒としてナッシーを採用。また、採用しない理由がないのでカビゴンも採用。ここまでで、取り巻きにレベル51以上必要な理由は特にない。
スターミーはシングルエースに据えるにはやや不安であり、特にサンダー、ライコウが高レベルの相手や、ハピナス入りなどが苦手である。また、対高レベルカビゴンも怪しいので、2枚目のエースもそれなりにカビゴンに強くしたい。
以上を踏まえて、ケンタロスを採用。一撃技の存在を考えるとケンタロスはレベル55で採用したいため、この時点でスターミー55、残りが50のレベル編成が確定。
ラストの枠には、ムウマに圧力をかけられるポケモンとして、フーディンを採用。ミルタンクの積みにも待ったをかけることができる。
結果としてエスパー3枚にゴーストというかなり偏った構成となったが、ゴースト打点の使い手は実質的にほぼおらず、バンギラスやヘルガーにはスターミーが強く、ブラッキーはバトンタッチ没収のためあまり見かけないだろうと判断し、あまり気にはしなかった。ゴースト悪よりはむしろ相手のエスパーが面倒であり、フーディン、スターミー、ナッシーと、こちらが採用しているポケモンのミラーが全て重い。
【個別解説】(計算結果は敵味方ともに理想値のもの)

■スターミー
・レベル50の130族抜き
・D-1の55残飯カビゴンを、波乗り×4+自傷で倒す
・50カビゴンを波乗り×4+自傷で倒す
・D-1の55ミルタンクを波乗りで2発
・55残飯バンギラスを波乗りで2発
・50エアームドを83%くらいで波乗りで2発
・55ケンタロスを波乗り×2+捨て身反動×2で倒す
・55ケンタロスの捨て身を残飯込みで95%程度で2耐え
・55ケンタロスの恩返し×2+身代わり1回分+残飯回復2回分を65%くらい(?)で耐える
・52ブラッキーの追い打ちを身代わりが確定耐え
有利対面から身代わりを使い、身代わりを盾に怪しい光を使うことで後続に繋いだり自身の強引な突破を狙ったりする。50カビゴンには怪しい光のみで最低限は戦え、55残飯カビゴンでもサイキネのDダウンを引けば押し切れる。ミルタンクについても同様に、怪しい光で動きを止めながらサイキネを撃ち続けることで突破を狙う。このような動きを実現するために、怪しい光はもちろんサイキネも重要な技である。サイキネの枠を悪夢にすることで対カビゴン(特に寝言持ち)を安定させることはできるが、水やフシギバナ、格闘やゲンガーへの遂行技にもなるため、エースがサブウエポンを持つ意味合いの方が重要だと考えた。10万や冷凍で範囲を広げることもできたが、ピンポイントに範囲を広げるよりはサイキネで広く浅く見る方が、怪しい光との動きの方針がマッチしていると考えた。
カビゴンに対してはレベルと持ち物次第だが、序盤は後続で受けながら怪しい光などを絡めて突破を狙う。55残飯寝言は突破が難しいが、寝言持ちはノーマル技ワンウエポンの可能性が高いため、ムウマでガン受けできる(そのため悪夢を切った)。
ケンタロスに対しては持ち物にも依るが、基本的には身代わりから入る。捨て身で身代わりを割られた場合には身代わりを再度使って反動ダメージを稼ぎ、波乗り二発で倒す。最も分が悪いのは恩返し+奇跡持ちで、身代わり→怪しい光→怪しい光→波乗り→波乗りで2連続混乱or波乗り急所を引くしかない。ムウマを選出しているならば素直に退くのがよさそうに見えるが、結局上から地震3発で倒されるので、後出しからの対策としては怪しい。(無償で交代できても、地震→眼差し→地震→滅び→地震で倒され、滅びの代わりに道連れをしても結局道連れのPPを枯らされてしまう。)なお、遺伝子持ちには気合の身代わり連打。
55サンダー入りにはあまり選出したくないが、もし対面することがあれば、メインウエポンが雷の可能性に賭けて1度は身代わりを撃つのがよい。10万なら火力が低いのでカビゴンあたりで頑張る。
なお、HPを3下げれば16n+3とできるが、下げなくてもHP満タンの状態から身代わりを5回使えるため、よほど回復しまくるような展開でもない限りは影響はない。些細な問題ではあるが、HPを下げてしまうと、ブラッキーの追い打ちの最高乱数を引くと身代わりが割れてしまう。

■カビゴン
・55カビゴンの捨て身を2耐え
・55サンダーの10万を3耐え
・55カビゴンを自爆で92%で一発
・55ケンタロスの身代わりをのしかかりで確定破壊
・55サンダーの身代わりをのしかかりで確定破壊
・50ムウマを地震で3発
速攻する構築ではないため、眠るを切ることはできず、またメインウエポンのノーマル技も確定。残りの枠は、全体的にバンギラスやムウマに薄めなことを意識しての地震と、相手のカビゴンを無理やり削る技として自爆を採用。受け性能が向上するのしかかり爆裂眠る寝言@光の粉という構成も考えたが、エースがカビゴンに盤石ではないため、低レベルカビゴンで高レベルカビゴンを安定して削れる自爆を切ることはできなかった。
ノーマル技には低レベル故のサポートを意識してのしかかり。スターミーの身代わりとシナジーするかもしれない。のしかかりの懸念点として、55カビゴンの身代わりに確定で耐えられてしまうため腹太鼓の起点となってしまうという問題があるが、身代わりを残されても腹太鼓のタイミングでムウマを出せば流せるため麻痺撒きの恩恵を優先した。

■ムウマ
黒い眼差しと滅びの歌は役割上必須。また、道連れがないと地震カビゴンに対して役割が不安な他、ガラガラへの抵抗もできなくなってしまうためこれも確定。余った枠には電磁砲を仕込み、吹き飛ばしで妨害してくるエアームドやサンダー、あるいはフーディンを逆に妨害する。
持ち物は有用なものが余っていなかったため、威張るや怪しい光意識の苦い木の実。ガラガラに対して滅び道連れ択を強いる局面があるため、下手に光の粉や気合の鉢巻を持たせると裏目となる可能性がある。黄金の実や木の実ジュースを回しても特段確定数は変わらない。はず。
ムウマの扱いはかなり難しく、事前に知識やテクニックを頭に入れておかないと十分にその性能を発揮させることは難しい。例えば以下のような資料がある。
http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20130512#1368343694
http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20140907#1410037299

■ナッシー
・D-1の55カビゴンをサイキネ×3+宿り木3回+残飯3回でほぼ倒す
・50ガラガラを爆発で確定一発
・50ナッシーを爆発で確定一発
・55カビゴンの捨て身を黄金の実込みで78%程度で2耐え
・55サンダーのめざ氷を黄金の実込みで80%程度で2耐え
カビゴンに強めのサポート役。宿り木や眠り粉を押し付ける。フシギバナに比べて、爆発の存在と、火力の高さが利点である。また、そのフシギバナに対してもとても強いのが嬉しい。対バンギラスを考えるとフシギバナの方が便利だが、何度か述べているように取り巻きはカビゴンに厚めにしたいため、より押していきやすいナッシーの方を採用した。
流石に55残飯カビゴンともなると、ナッシー単独で押し切ることは簡単ではないが、サイキネのDダウンや眠り粉のターン次第では突破も可能。初代から弱体化はしてはいるものの、スターミーやフーディンとともに、サイキネを撃っていって運要素を押し付けたい。
持ち物は黄金の実を持つことで耐久を底上げした。

■ケンタロス
・A+1恩返しで50カビゴンを2発
・A+1恩返しで55ガラガラを97%程度で2発
・55ガラガラの地震をB+1で2耐え
・55サンダーの10万を92%程度で2耐え
・鈍い1回使用で、レベル55の55族やレベル50の65族を抜ける
遺伝子ケンタロスは壁を張ったりまきびしを使ったりすることでより真価を発揮する。そういった構築の代表的なパーツであるパルシェンが、今回まきびしを使えないため、遺伝子での採用は見送った。
今回は、ケンタロスにしては比較的安定感の高いとされる、鈍い型で採用した。これにより、55ガラガラや50カビゴンに対して優位に戦うことができる。また、一般には大文字が入るような枠に角ドリルを仕込むことで、エアームドやブラッキーなどの高耐久ポケモンや、鈍いの積み合いを強引に崩しにいく。エアームドに当たる必要があるため、地割れではなく角ドリル。
サンダーに対しては、レベルに限らず恩返しを2発耐えられて雷2発で倒される可能性があるので、相手のメインウエポン次第ではあるが角ドリルを連射した方が却って勝率が高い可能性がある。

■フーディン
・51スターミー抜き
アンコールにより、補助技中心のコンボに待ったをかけるポケモン。
あまり選出しないと思われるので特に触れることもないが、サブウエポンはスターミーを意識して雷パンチとした。本来はスターミーとナッシーの両方に刺さるめざ悪で使いたかったが、準備が間に合わなかった。
【選出・立ち回り】
エースは基本的にはスターミーを選出するが、ライコウやハピナスなど余程相手をしたくないポケモンがいる場合や、ポリゴン2などの一撃技で強引に処理しないと突破できないポケモンがいる場合にはケンタロスを出す。取り巻きは、基本的にカビゴンは毎回選出し、残りはナッシーを基本としながらムウマとの選択になることが多い。カビゴンエースにスターミーを選出する場合は、寝言持ちの突破が困難であるため、できるだけムウマを出したい。
スターミー選出時には、いかにしてスターミーの有利対面を作って身代わりを展開するかが鍵となる。カビゴンで自爆する相手をよく考えて立ち回りたい。
ケンタロス選出時には、爆発やムウマで頭数を減らしながら、ケンタロスで勝てる対面を作っていく。
【感想】
第4回ヒストリアカップで使用し、予選7勝2敗で抜けて決勝トーナメント初戦負け。
・エースのスターミーが非常に強力で、特にサイコキネシスの採用は大正解であった。ヘラクロス、ゲンガー、カイリキー、ドククラゲ、マタドガスと様々な相手に刺さり、カビゴンやミルタンクを押していくこともできた。この技構成にすることで、身代わりによって「勝てる相手に安定して勝つ」ことができ、怪しい光やサイコキネシスのおかげで「揺れている試合で勝ちをもぎ取る」こともできるようになり、エースに求められる要件をしっかりと満たせていたように思う。
・ケンタロスの採用理由がややあいまいだったこともあり、あまり選出、活躍させることができなかった。ただ、使ってみた感想としては、一撃技は対策こそ必要だが、使う側に回るのは得策ではないと感じた。負け試合を拾うこともできるかもしれないが、勝てたはずの試合を落とすこともそれなりにありそうなためである。
・カビゴンの自爆採用は正解だった。ただ、55カビゴンに対して自爆で確実に削り切るために、鈍いが欲しいと感じた。思い切って眠るも切ってよかったかもしれないが、残飯を回すことはできないのでまあ微妙か。
・フーディンの採用があまりにも雑だったので、もう少し対ムウマの立ち回りを詰めるなどして他のポケモンにするのがよかった。用意が間に合うのであればバンギラスなんか面白かったかもしれない。
・対カビゴンについては、事前に想定していたスターミーでのゴリ押し、カビゴンでの爆破処理、ナッシーでの搦め手、ムウマでの一対一交換と、どのパターンも役に立ったのでよかった。
・全体的に地割れカビゴンが頭から抜けていた。これにより、ムウマで完全に安定するとは言えなくなるところを見落としてしまっていた。(黒い眼差しなどの道連れを押していないタイミングで地割れが当たると終わる。)
・個別で面倒だったのは、ハッサム、ナッシー、スターミー、フーディン、ヘルガーなどで、おおむね予想通りではあったが、ハッサムに思いの外遭遇して頭を抱えた。なんでみんなめざ虫をもう持ってるんだ!!!
【対戦ログ】
・エドワードさん 勝ち
ヘラクロス50 フーディン55 サイドン50 (スターミー55 カビゴン50 エアームド50)
スターミー カビゴン フーディン
悪とエスパーが重いとか言っていたらいきなりのヤマブキジムにゲンナリする。相手のエースがともにケンタロスで上を取れないためこちらのエースはスターミー。あとはスターミーやヘラクロスを叩けるフーディンとした。
サイクルを回す中で、ヘラクロスを波乗り+サイキネ、サイドンを交代際地震で先に削り切ることに成功し、最後のフーディンは爆破処理して勝利。サイキネ地震とサブウエポンの選択がしっかり活きた形となった。
・ウォーターさん 勝ち
カビゴン50 ヘルガー50 ガラガラ55 (ミルタンク55 マタドガス50 ゴローニャ50)
スターミー ムウマ カビゴン
ヘルガーがキツい相手。スターミーは全体的に刺さっているため選出し、残りはエースをどちらも道連れにできそうなムウマ。
悪の一貫に苦しむも、カビゴンに出てきたガラガラがのしかかりで麻痺してそのまま痺れまくって突破してしまい、カビゴンを爆破処理してスターミーで勝ち。運がよかった。
・かけるさん 勝ち
カビゴン50 ゲンガー50 カイリキー55 (ドククラゲ55 ハガネール50 マルマイン50)
スターミー カビゴン ナッシー
サイキネスターミーが尋常でない刺さり方をしている。カビゴンナッシーにはこちらもカビゴンナッシーをぶつけることにし、基本選出。
宿り木を入れたカビゴンに身代わりを連打すると回復が間に合うのでそれで様子見。持ち物は残飯ではなかったので、薄荷だったとしても2回目の眠るまで身代わり連打で粘ろうと考えていたら、回復手段がなかったのか自爆で散っていく。サイキネは相手も予想外だったようで、そのままスターミーが全てを破壊して勝利。
・アロさん 負け
マルマイン50 ハッサム50 カビゴン55 (ケンタロス55 パルシェン50 ナッシー50)
ムウマ スターミー カビゴン
バトンコンボはあまり想定していなかったので困ったが、滅びで崩せることに気付いて先発にムウマを据える。エースは悩ましいが、相手にケンタロスがいることもあってスターミーとした。
先発はマルマインだったのでカビゴンで受ける。爆破後の死に出しハッサムにムウマを出し、剣舞高速バトンと引き換えに黒い眼差し滅びまで成功するも、出てきたカビゴンに地割れを当てられ道連れし損ねる。スターミーで身代わりを張りカビゴンを滅ぼすことには成功するも、ラストはスターミー対ハッサムとなり、怪しい光に賭けるも負け。ケンタロスを出すべきだったかもしれない。
・SHOWさん 勝ち
サンダー50 カビゴン55 ゴローニャ50 (バクフーン55 スターミー50 ナッシー50)
スターミー ナッシー カビゴン
サンダーカビゴンに隙を見せないように、スターミーカビゴンナッシーの基本選出。
レベル50だからと油断していたら、サンダーに身代わりをされて焦る。それでも相手のカビゴンを自爆で削り(有効急所を引いたかもしれない)、ナッシーをゴローニャに爆破され、スターミー対サンダーのタイマンとなる。普通に殴りあったら負けるので、2回中1回止まればなんとかなると信じて怪しい光を撃ったところ、全部止まってしまった。運がよかった。
・Lilyさん 勝ち
ハッサム50 ムウマ50 カビゴン50 (ミルタンク55 サンダー50 ガラガラ50)
カビゴン ムウマ ケンタロス
バトンコンボとミルタンクを意識してムウマを選出。エースは先のアロさん戦が尾を引いていてケンタロスとした。50カビゴンやガラガラと撃ち合える構成となっていることが活きている。
相手のムウマにカビゴンが捕まるも、ムウマが引くタイミングでの自爆がカビゴンに直撃し一対一交換に成功。続いてムウマどうしで一対一交換し、ケンタロスとハッサムのタイマン。角ドリルを3回は撃てると思って連打したが、3回目でようやく当たってなんとか勝ち。大文字を切ったことを激しく後悔した。また、当日はダメージ計算が不可だったため角ドリルを連打したが、後から計算したところ鈍い→地震×3とした方が勝率が高かったかもしれない。
・シグルドさん 勝ち
スターミー50 カビゴン55 ガラガラ50 (ケンタロス55 サンダー50 エアームド50)
ナッシー スターミー カビゴン
他のポケモンを出す意味も特になさそうなので、基本選出。カビゴンガラガラサンダーに隙を残さないようナッシーを先発。
電磁波スターミーを展開されるも、ナッシーが比較的刺さっている。カビゴンを宿り木眠り粉で押していき、残り2割程度のところまで削る。スターミーの電磁波怪しい光で粘られるも、ナッシーが要所要所で動いて先にガラガラ、カビゴンと倒していき、ラストのスターミーを爆破処理して勝利。
スタンダードなカビパとのじりじりとした攻防を味わうことができて、とても楽しい対戦だった。
・らてさん 負け
メガニウム50 ガラガラ50 カビゴン55 (ムウマ50 スターミー50 ポリゴン2)
カビゴン ケンタロス ムウマ
ムウマでメガニウムかカビゴンを処理しようとしたところガラガラを合わせられ、道連れせざるを得なくなる。それでもケンタロスでなんとか頑張ろうとするも、メガニウムにカウンターを決められ負け。メガニウムがカウンターできることを知らなかったため恩返しから入ってしまったが、把握していれば3割で勝てる角ドリルから入るのが正解だった。反省。
・おかしょーさん 勝ち
サンダー55 カビゴン50 ムウマ50 (ミルタンク55 カイリキー50 ハガネール50)
ナッシー カビゴン スターミー
勝ったら予選抜けが決まる最終戦。
ムウマを出すかで悩んだが、サンダーに隙を見せないようにナッシーを優先。(ミルタンクよりもサンダーが出てくる可能性が高そうだというのもあった。)
ナッシーがムウマに捕まり一対一交換。後続に当たれと思い滅び最終ターンに爆発するも相手はきっちりムウマを切ってきた。続くカビゴン対面は先に自爆されこれも一対一交換。エースどうしのタイマンとなるが、サンダーのメインウエポンが雷だったので、身代わり怪しい光で抵抗。何度か叫んでしまうほどの一進一退の攻防となったが最終的にこちらが一手上回り、無事勝利。雷サンダーガチアンチ一派だったので、きっちり勝ててよかった。
この試合が唯一、スターミーのHPを179まで下げておけばよかったと感じた試合だった。
・yasuさん 負け
ナッシー50 カビゴン50 ミルタンク55 (ケンタロス55 ムウマ50 スターミー50)
スターミー カビゴン ムウマ
決勝初戦は他のオフでも何度か会っているyasuさん。
スターミーとカビゴンまではすんなり決まるも、ナッシーかムウマかでかなり悩む。最終的に、対ムウマやスターミーを強引に道連れできればと思い、ムウマを選択。フーディンのめざ悪が間に合っていれば……と悔やむも仕方ない。
ナッシー前でスターミーが身代わりを選択するも、めざパで破壊されかなり困る。それでも強気にもう一度身代わりを押したところカビゴンに交代される。そこから怪しい光を撃ったところ、かなりの回数自傷してくれて残り2割程度まで削ることに成功。出てきたナッシーをカビゴンで自爆し、相手のカビゴンはムウマで滅ぼしてスターミー対ミルタンクのタイマンとなる。(その時点でカビゴンの技はのしかかり地割れと割れており、ミルタンク意識でムウマを温存してもよかったが、慎重にムウマを切ったところ自爆まで持っており読みが当たった形となった。)早々にサイキネのDダウンを引いたのでもらったかと思いきや、恩返し急所+分身回避に屈して負け。
(カビゴンを何度か自傷させたとはいえ)運がよくなかったように見えるが、いくつか反省点もある。
2度目のスターミーナッシー対面で一度身代わりを使っており、そこでの消耗分が最終的に響いた形となってしまったこと。カビゴンの自爆が早計だったかもしれないこと。最後のタイマンで怪しい光から入らなかったことなど。
どの試合も熱い攻防ができていい試合だった。特にシグルドさん戦、おかしょーさん戦、yasuさん戦は金銀らしいとても楽しい試合だった。
全体的に、事前に想定していた動き通りに対戦を進めることができたので、決勝1落ちという結果自体は物足りないが、内容としては満足のいくものだった。
ヒストリアカップは初参加でしたが、とても楽しい一日となりました。ゴールドさんをはじめとするスタッフ、参加者のみなさん、ありがとうございました。また行きます。