ホーム

【3世代シングル】カビグロスサンダーゲンガー結論

2017年03月21日 20:36

143.png 376.png 145.png 094.png 105.png 381.png
カビゴン@たべのこし
257-137-92-x-170-55 (めんえき)
のしかかり シャドーボール のろい ねむる

メタグロス@こだわりハチマキ
179-198-151-x-111-105
コメットパンチ じしん いわなだれ だいばくはつ

サンダー@カゴのみ
169-x-117-193-110-138
10まんボルト めざめるパワー(氷) きんぞくおん ねむる

ゲンガー@オボンのみ
135-x-103-160-95-178
れいとうパンチ ほのおのパンチ おにび みちづれ

ガラガラ@ふといホネ
167-144-132-x-100-65
ホネブーメラン じしん いわなだれ つるぎのまい

ラティオス@ラムのみ
157-x-119-178-131-162
ドラゴンクロー なみのり サイコキネシス リフレクター


【概要】
コンセプトは「最強のカビグロスサンダーゲンガーを作ること」である。
この4体は非常に汎用性の高い組み合わせとして知られており、私もよく好んで使っている。特殊全般をカビゴンが担当し、対カビゴンをメタグロスやゲンガー、対メタグロスをサンダーが担当することで、火力を保ちながらサイクル戦を行うことができる。どのポケモンも型選択の余地があり、同じ並びでも構築の方向性を大きく変えることも可能である。一方で、スタンダードな構築に世代を問わずありがちな、細かい型選択やプレイングといった難しさがあり、決して適当に組めば勝てる構築でもない。

この4体は全て、対ソーナンスが楽でないので、5体目には私はソーナンスを採用することが多い。しかし、このソーナンスは基本的に対ソーナンスが全てであり、自分から選出することは少なくなることが多かった。基本的に選出しないポケモンで1枠埋めることはこちらの選択肢を狭めるだけなので、今回は採用しない方針で考えることにした。

まず意識したのは、サンダース+メタグロスの組み合わせである。カビゴンにカウンターや炎技が入らなさそうだったため、事前に立ち回りを想定しておかないとこちらが先に消耗してしまう。そこで採用したのがガラガラである。元々地面技が有効な組み合わせである上に、ホネブーメランで身代わりを貫通して攻撃できる。相手のカビゴンに対して対面から殴りにいけるのもよい。
ここまででヘルガーやバクーダ、バシャーモといった相手の炎タイプが面倒なため、ラストはラティオスを採用した。ラティアスとどちらを採用するかはかなり悩んだが、詳細はラティオスの項に譲ることとする。

全体的な構成としては、まず対カビゴンを十分に意識した。カビグロスサンダーはこちらの構成次第で、相手のカビゴンに隙を作ると鈍いを積まれて簡単にやられてしまう危険性があるため、構築全体でカビゴンに強くする必要がある。
次に意識したのは対ゲンガー。様々な型が存在するゲンガーに対して安定して戦えるポケモンはほぼ存在しないので、今回はカビゴンにシャドーボールを持たせることで対ゲンガーの駒とした。シャドーボールカビゴンはゲンガーやサマヨールを殴れるようになるが、他の型と比べてかなり範囲の狭い型であると言えるため、そこのしわ寄せを意識しながら周りのポケモンを考えていった。


【個別解説】
143.png
カビゴン@たべのこし
257-137-92-x-170-55 (めんえき)
のしかかり シャドーボール のろい ねむる

〇持ち物
構築の構成上、特殊はほぼコイツに任せることになり、それなりに長期戦を想定した構築でもあるため、回復手段は必須。そのため残飯かカゴを持たせたい。3世代で使えるアイテムで、単体性能の上昇という意味では残飯と鉢巻がツートップだと考えており、おそらく最も選出機会が多いであろうポケモンに最も強いアイテムを持たせるのが理に適っているだろうと考え残飯を選択。金属音サンダーへの耐久が十分に確保されるというのも大きい。

〇技
ノーマル技と眠るは確定。ノーマル技としては、交代際にメタグロスなどに麻痺を期待できるのしかかりを選択。重めな甘える瞑想ラティアスに対しての対抗手段ともなる。のしかかりの麻痺で試合の流れを引き寄せた試合は幾度となくあり、よほどボーマンダが重めな構築であるか、あるいは他の状態異常を撒く構築でない限りは恩返しよりのしかかり優先だと考えている。
サブウエポンはシャドーボール。これで対ゲンガーの駒としてカウントできる。BS振りゲンガーに対しては、火傷が入ったときには火炎放射でも大して変わらないダメージとなってしまうが、鬼火を持っていないか外した場合、あるいは身代わり持ちがD方面を調整していた場合を考えると、多少ではあるかもしれないがシャドーボールの方が優勢である。また、生意気でなく慎重で採用できるというのも地味ながら大きい。
ラストの枠は、無抵抗なメタグロスやエアームドを意識して炎技やカウンターを入れることも考えたが、素直に鈍いを採用した。鈍いがないとミロカロスやハピナスに対して怪しい勝負になってしまう。また、相手のカビゴンに一方的に鈍いを積まれてしまっても困るので、最悪の最悪だが積み合って急所待ちを仕掛けることも可能となる。
残飯鈍い眠るカビゴンは3世代環境のスタート地点であり、どれだけ環境が変化しようがトップに君臨し続けるポケモンであると考えている。強い構築を組む上では、強いポケモンを素直に強い、パワーのある型で採用することは重要なことである。

〇配分
・4振りソーナンス抜き
・D-2時にC194の10万ボルトを65.5%で2耐え(C193に対しては70%で2耐え)
・147-200サマヨールを27.86%で3発
・136-112オボンゲンガーをシャドボで52.7%で2発(火傷時には76.7%で4発)

シャドーボールを搭載したことでサマヨールやソーナンスへの打点を得たため、申し訳程度にSを上げてみる。ちなみに、B121ソーナンスに対するのしかかりの最大ダメージが66であるため、残飯込みでカウンターを2耐えする。これにより、のしかかりの麻痺を狙って無理やり突破したり、いきなりシャドーボールに切り替えて計算を崩すことができる。このとき道連れによる1対1交換回避ができるかもしれないという点で、S振りが活きる。
HBサマヨールへのダメージ計算結果を上に載せたが、ダメージを見て3発で倒せなさそうであればHB振りだと判断できる。(Dに薄ければサンダーの10万で2発。)
残りはかなりDに厚めに割いたが、これは構築全体で重めな金属音サンダー意識である。元々強化アイテムを持たないサンダーはカビゴンに対して火力が怪しいので、平均的なDラインより少し高めに設定することで、有利な確率で撃ち合えるようにした。
Bはかなり物足りないものとなってしまったが、どのみちメタグロスへの打点がなく、撃ち合うことはないだろうと判断したので、コメット2耐えなどは切った。基本的にカビゴンは特殊技に繰り出し、カビゴンやメタグロス、ボーマンダ、ヘラクロスといった物理相手には他のポケモンに交代するので、被弾する技のほとんどは特殊技であり、Bが低いというのはあまり気にならなかった。(ゲンガーやレジアイスの爆発を食らう場面くらい。)さらにもう少しBを下げてDに割くことで、よりサンダーに対する乱数を確保した方がよかったかもしれない。

なお、特性は免疫を選択。カゴと異なり、1回目の眠るから素眠りになってしまうため、毒々を食らうと早い段階で素眠りに入ってしまうのがキツい。役割破壊技として比較的採用されやすい毒々に耐性を持っているというのも、カビゴンが強力なポケモンである要素の1つである。


376.png
メタグロス@こだわりハチマキ
179-198-151-x-111-105
コメットパンチ じしん いわなだれ だいばくはつ

〇持ち物
型として考えていたのは、普通の鉢巻持ちと、ラムかカゴを持って眠るを持たせる型。眠るを持てば、カビグロスサンダーの全てが回復手段を持つことになり、かなり長いサイクルを回すことができるようになる。
持たせる技を考えていった結果、雪崩爆発に落ち着いたため、素直に鉢巻。カビゴンと同じく、選出機会の多いであろうポケモンにパワーのあるアイテムを持たせるというのが、かなり好みである。(結局、自分の中での3世代シングルの2大巨頭ポケモンに、2大巨頭アイテムを持たせる形となった。)

〇技
メインウエポンのコメットと、鋼や電気への安定打点となる地震は問答無用で採用。
メタグロスの役割を考えると、やはりまずは対カビゴンを任せたい。そのため、鈍いを積まれても後出しから間に合うよう、爆発が欲しい。
残りの技は、カウンターカビゴンにぶち込むべく爆裂パンチや対ソーナンスミロカロスの毒々、あるいは上述の眠るも考えたが、サンダーに撃てる岩雪崩に落ち着いた。カビゴンが麻痺を撒けるので、怪しいポケモンを麻痺+怯みでごまかす動きも可能となる。この時点で、持ち物は鉢巻に決定した。

〇配分
・A205鉢巻地震36/39耐え
・硬めのB+2カビゴンを爆発で大体一発

地震や雪崩でこだわったときにカビゴンを死に出しなどされた局面を考えると、B+2カビゴンを爆発で倒せるだけのAを確保する必要がある。あまりにAを削りすぎるとこれが達成できなくなってしまうので、それなりにAを上げた。(値自体は、特に意味のないオカルト11n。)
耐久は最低限メタグロスやボーマンダ相手に1度は動けるだけ確保し、残りをSに回した。


145.png
サンダー@カゴのみ
169-x-117-193-110-138
10まんボルト めざめるパワー(氷) きんぞくおん ねむる

〇持ち物
眠るを入れる関係でカゴ。鬼火や電磁波などを食らうことが少なくなく、これらの状態異常を治すことよりはしっかり1回目の眠るで回復する方を優先したかったため、ラムではなく暴発することのないカゴ。

〇技
メタグロスをサンダーで見る構築の場合、よほどの短期戦を目指すのでない限りは回復手段は必要であると考えている。メインウエポンの鉢巻コメットパンチに対してはHB特化でもない限り2耐えがやっとであり、3回以上サイクルを回すことができない。このため、自分の中では眠る型が、サンダーで最も基本的な型であるとさえ考えている。
メインウエポンは素直に10万。雷を選択する理由は特にない。サブウエポンはラティ意識のめざ氷。草に比べてサイドンやラグラージが重くなってしまうが、これらのポケモンよりはさすがにラティを優先した方がよいだろうと考えた。
残ったスペースには金属音を採用したが、これは言わずもがなカビゴンを意識した技である。眠るとのシナジーを考えると電磁波を入れるのが好みなのだが、何度も述べているようにカビゴンに隙を見せることは許されざる行為であるため、撃ち合いにいける金属音に決定した。

〇配分
・補正なし85族抜き
・A205鉢巻雪崩を31/39耐え
・A205鉢巻コメットを急所命中込み81.4%で2耐え(追加効果非考慮)
・A205コメット→雪崩を急所命中込79%で耐える(追加効果非考慮)
・A143までのカビゴンの恩返しを2耐え
・D-2の256-166カビゴンを10万ボルト2発で急所込57%で倒す
・187-111メタグロスを10万ボルト2発で倒す
・158-131までのラティオスをめざ氷2発で倒す
・C162サンダースのめざ氷耐えボーマンダをめざ氷で一発

メタグロスをサンダーで見ているので、読み外して鉢巻雪崩で出落ちしないよう、少しは耐久に振る必要がある。一方で、金属音を持つ関係で、Cは削れない。(というより、金属音サンダーのCは、全振りしても足りないのである。参考:http://1192at.blog70.fc2.com/blog-entry-253.html)結果として、全体的に妥協した配分となった。S138は激戦区なので、あと1か2くらい上げたかったのだが、その余裕さえなかった。
今回は対ヘラクロスが怪しめだったということもあり、Sを最低限のライン確保した。しかしいっそSをスパッと諦めて、Hを大きく伸ばせば、ハピナスの冷凍ビームを2耐えすることでハピナスとの撃ち合いが可能となるかもしれない。命中85%を2連続でクリアする必要があるものの、交代際金属音→金属音→冷凍→10万→冷凍→10万となり倒せる。今後特殊受けとしてハピナスが台頭してきた場合には考えられる変更点である。


094.png
ゲンガー@オボンのみ
135-x-103-160-95-178
れいとうパンチ ほのおのパンチ おにび みちづれ

〇持ち物
物足りない耐久を底上げできるオボン。ヘラクロスに対する余裕も生まれる。

〇技
カビゴンやガラガラ、メタグロスなどに対して撃てる鬼火、カビゴンへの遂行技として道連れは確定。道連れは嫌な択を生み出すことが少なくない一方で、高いSを活かして多くの相手と1対1交換できるという大きな利点もあり、ピーキーな技ではある。
残りの2枠で攻撃範囲を確保したいが、今回はラティサンダーとグロスヘラ意識で炎+氷という範囲を選択した。単純な技範囲であれば10万+冷凍が最も広そうに見えるが、役割対象であるヘラクロスに対しては迅速な打点が欲しかったというのと、メタグロスへの強めの打点が欲しかったという理由から炎のパンチの採用を決めた。この攻撃範囲では水や炎に対してまるで打点がなくなるので、十分注意する必要がある。基本的に水はカビゴンやサンダー、炎はカビゴンやラティオスで相手できるので、そこまで気にはならなかった。

〇配分
・最速
・156-116ヘラクロスを炎のパンチで2発
・166-111サンダーを冷凍パンチで2発
・A194ギャラドスのA+1めざ飛を38/39耐え
・A194ヘラクロスのメガホーン 3発耐える確率が85.6%程度

汎用的な配分。相手のラティやゲンガーに対して、最悪同速勝負を仕掛けにいく場面もあると考え、Sは最速を確保した。


105.png
ガラガラ@ふといホネ
167-144-132-x-100-65
ホネブーメラン じしん いわなだれ つるぎのまい

〇持ち物
さすがにここには何も書く必要はないだろう。
敢えて言うなら、まともなアイテムの少ない3世代において、ガラガラを採用する利点の1つはアイテムが競合しないということ。実際今回の構築も、残飯鉢巻ラムカゴオボン骨と、変なアイテムを採用することなく組み上げることができた。

〇技
身代わり貫通のホネブーメランと、地面との補完がよい岩雪崩は確定。(命中安定のめざ岩もなしではないが、メタグロスと同様にカビゴンの麻痺撒きとシナジーがある方が嬉しい。)
次に、受け志向の構築を崩すために剣舞を採用。これでエアームドやサマヨールに対しても十分な打点を確保できる。
残った枠は燕返しやめざ霊、捨て身で範囲を広げてもよかったのだが、メインウエポンが命中不安定なのが気に食わなかったので、安定の地震と両立することにした。

〇配分
・256-100くらいの残飯カビゴンに対してホネブーメラン→鈍い→地震でほぼ落とせる
・B121ソーナンスへのホネブーメランのダメージが68~81
・A194鉢巻メガホーンを26/39耐え

HAかASの選択。対エアームドを考えるとSに振りたかったのだが、メタグロスに一撃で倒されるのも困るのでSは切った。
Aにしっかり振り切ることで、カビゴンとの対面で殴りに行けるようになる。また、ホネブーメランのおかげでカウンター対策にもなっている……ように思えるのだが、鉢巻ヘラクロス意識のB110くらいのカビゴンでさえカウンターされると半々の確率で倒されてしまうので注意。ソーナンスに対しては1発目のカウンターを耐えて2発目で倒せるので、ちゃんと対策になっている。


381.png
ラティオス@ラムのみ
157-x-119-178-131-162
ドラゴンクロー なみのり サイコキネシス リフレクター

〇持ち物
カビゴンののしかかり連打やサンダーなどの電磁波に耐性の付くラム。炎や電気技を耐性で受けに行くことや、氷技で弱点を突かれることが多いため、その際の事故防止という点でも優秀。

〇技
上述の通り、この枠はラティオスかラティアスかでかなり悩んだ。ただ、いずれにしても、技構成は似たようなものとなる。
まず、カビゴンに対して無抵抗になることは避けたいため、ラティアスであれば甘える、ラティオスであればリフレクターが欲しい。
甘える/リフレクター以外の技構成は、まずはサブウエポンから考えたい。メタグロスと撃ち合うことを考えてめざ炎か波乗りか10万が欲しい。10万は追加効果が魅力だが、サンダース+メタグロスの並びに一貫しないためNG。めざ炎を採用すると、この構築が重めのヘルガーに対して打点不足となってしまうので、波乗りを採用した。
タイプ一致技は2つとも採用した。ドラゴンクローはボーマンダやラティに、サイコキネシスはヘラクロスやゲンガーに対して撃つ。サイコキネシスは特に不要にも思えるが、ヘラクロスが重めなので抜けない。(ガラガラに燕返しを入れるという手もあるが、上から叩けるラティに打点を持たせる方が効果的である。)

〇配分
・最速95族抜き
・156-116ヘラクロスをサイコキネシスで確定一発
・167-111サンダーをサイコキネシスでほぼ2発
・171-100ボーマンダをドラゴンクローで26/39で一発
・187-111メタグロスを波乗り3発で急所込74.3%で倒す(181-111の場合は96%)
・A205鉢巻コメットパンチを18/39で耐える(A198の場合は26/39)

ラティアスの方が合計の数値は高くなるのだが、B+C+Sの値はラティオスの方が高く、調整条件を全て満たそうとするとラティオスでないと足りなかったので、最終的にラティオスでの採用を決めた。
波乗りを持たせる以上、ヘルガーと撃ち合いたいのでSは162を確保。あとはBとCに振り、最悪メタグロス相手にコメットパンチを3回中1回避ければよい、という勝負に持ち込めるようにした。乱数が怪しいというレベルを通り越してダメな気もするが、仕方ない。


【選出・立ち回り】
選出はカビゴン+サンダー+メタグロスorゲンガーが基本。役割対象がいない場合には他のポケモンに差し替える。
立ち回りの際には、普通にサイクルを回していくだけで勝てるかどうかを常に気にする必要がある。撃ち負けにくいような構成となってはいるが、十分に回復手段を持った相手だと削り切れない場合がある。その際にはどのようにして崩すかのプランニングが重要である。カビゴンの麻痺や鈍い、メタグロスのコメットA上昇、雪崩怯み、爆発、サンダーの金属音、ゲンガーの道連れ、ガラガラの剣舞あたりを強引にねじ込む必要がある。
鈍いカビゴンや金属音サンダー相手には、隙を見せると一気に苦しくなってしまうため、型が割れるまでは注意して立ち回る必要がある。


【感想】
第3回くどオフにて使用し、予選6勝1敗、決勝トーナメントでも2連勝し優勝。(オフ会初優勝が自演優勝というなんとも言えない事態となってしまった。)ただ自分の中では、運だけで勝った試合というのは特にはなく、どの試合もそれなりにしっかり立ち回れたと思っているので、その意味では満足している。

・基本的には、構築段階での想定通りに動けていた。選出もカビゴンサンダーが多めではあったが、他もまんべんなく出せていた。
・あまりカビゴンの相手をすることがなかったため、カビゴン対策が十分であるのか、あるいはやりすぎであるのかは答えが出せていない。
・サンダーの相手が楽でなく、特にガラガラもラティオスも出せていないときの対金属音サンダーが最悪。等倍でも裏で電気技を受けながら無理やりD-2を解除して、カビゴンとサンダーが正面から撃ち合う必要が出てくる。
・甘える瞑想ラティアスがかなり重い。が、そもそもこの型は、範囲が狭い上に自分から事故りにいくことを選択しているように思えてしまい、自分の中では評価が低い。そのため、乱暴な言い方にはなるが、この型を採用する人には勝てるorそもそも勝ち残れない型だろうと判断した。仮に遭遇しても、カビゴンやメタグロスで頑張ればなんとかなるだろうと判断した。
・身代わり連打系はガラガラで対策しているので、サンダーやファイヤー、プテラなどの浮いている身代わり連打系が苦手。
・変更可能点:カビゴンのBを割いてDを上げる、サンダーのSを割いてHを上げる、ゲンガーの炎のパンチ→10万、ガラガラをAS振りにする、ガラガラの地震→めざ霊、など。

カビグロスサンダーゲンガー自体は2年ほど前(奇しくも第1回くどオフのとき)からずっと使い続けており、どのポケモンもいろいろな型を試しながら修正を繰り返していった。全体のバランスを取りながらちょうどいい形にまとめ上げることができてよかった。
コンセプト通り、現状で最善のカビグロスサンダーゲンガーは作れたと思うので、しばらくは他の構築を使って視野を広げていきたい。

構築 コメント: 0 トラックバック: 0

< 前の記事 ホーム 次の記事 >

コメントを書く









管理者にだけ公開させる

ホーム

プロフィール

1192

Author:1192
ゲー研(TGA)所属。最近はトリプル、GBAシングルを中心にプレイしてます。色んなルールをやってる総合勢です。

コメント等残していただけると喜びます
twitter:at1192

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR