【マルチ】ガルーラモロバレルサポートスタン
2016年12月01日 20:43












-----サポートサイド-----
ガルーラ@ガルーラナイト
181-177-120-x-120-167
すてみタックル けたぐり ねこだまし ふいうち
リザードン@リザードナイト
185-x-117-209-136-123
ねっぷう ソーラービーム おいかぜ まもる
ランドロス@とつげきチョッキ
164-196-110-x-102-157
じしん がんせきふうじ はたきおとす とんぼがえり
ヒードラン@シュカのみ
171-x-127-198-122-124
ねっぷう だいちのちから めざめるパワー(氷) まもる
モロバレル@ゴツゴツメット
221-x-134-105-100-31
ギガドレイン キノコのほうし いかりのこな まもる
ギルガルド@たべのこし
164-x-170-70-213-92(シールド時)
164-x-70-170-103-92(ブレード時)
シャドーボール どくどく みがわり キングシールド
-----殴るサイド-----
ガルーラ@ガルーラナイト
191-165-122-x-121-167
おんがえし グロウパンチ ねこだまし ふいうち
ボーマンダ@ボーマンダナイト
189-191-151-x-119-168
おんがえし りゅうのまい はねやすめ まもる
ランドロス@こだわりスカーフ
174-200-116-x-101-143
じしん いわなだれ ばかぢから とんぼがえり
ヒードラン@たべのこし
177-x-127-164-127-141
ねっぷう だいちのちから みがわり まもる
マリルリ@オボンのみ
206-112-101-x-101-71
アクアジェット じゃれつく はらだいこ まもる
ニンフィア@せいれいプレート
174-x-87-177-150-108
ハイパーボイス めざめるパワー(地) てだすけ みきり
(実数値は実際に使用したもので非理想個体も混ざっている)
後輩たちがポケサー学年対抗戦のマルチバトル部門に出場するとのことで、その調整相手となるべく自分もダクホ禁止相談ありマルチを考えてみることにした。(なお彼らは2勝1敗と無事勝ち越したようで何より。)
http://omochanomachipoke.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
通常のダブルバトルとマルチバトルの違いはいくつかあれど、そのうちの1つは補完の難しさであると感じた。補完にはいわゆる縦の補完と横の補完がある。交代先としての相性がよい縦の補完と、場に並べたときに攻撃範囲や戦略が噛み合う横の補完である。マルチバトルでは、ダブルバトルよりも明確に、この縦と横の補完を区別する必要がある。交代先として使いたいなら同じプレイヤー側に、同時に場に出したいなら違うプレイヤー側に配置しなければならないからだ。
ダブルバトルにおけるガルーラスタンでは、縦にも横にもそれなりに補完の取りやすいポケモンを複数採用することが多い。ゆえにランドロス、ヒードラン、クレセリア、モロバレルといったポケモンが採用されやすい。これを2つの組に分けなければならないのが、マルチバトルの難しさである。サザンドラ+ギルガルドやヒードラン+モロバレルのように、縦にも横にも相性のよい組み合わせであっても、どちらかはっきり決める必要がある。
そんな中でまず使ってみたいと思ったポケモンがニンフィアである。ハイパーボイスが通る盤面を作ってしまった場合は適切な方向に退き先を用意する必要があるため、相手の選出が窮屈になる。
また、最強ポケモンであるガルーラを二体採用できるのだから遠慮なく採用。猫騙し+グロウパンチという誰もが夢見た動きも可能である。ニンフィアとの相性もよい。
さらに、ガルーラスタンのパーツの中でも、1体で色々な穴を塞ぎやすいランドロスとヒードランも2体ずつ採用した。3体選出でそれぞれのサイドが補完をしないといけないので、少ないポケモンで耐性を確保する必要がある。
あとはヒードランと相性がよいモロバレルも採用。両方サイドにヒードランを採用したことで、縦にも横にも補完できる。グロウパンチガルーラとは反対側に採用して、サポートも狙う。このとき、グロウパンチガルーラと猫騙しガルーラが反対側+ニンフィアと猫騙しガルーラが反対側+グロウパンチガルーラとモロバレルが反対側ということで、モロバレルとニンフィアが反対側となり、ニンフィアをモロバレルで守る動きも可能となる。
この辺りで構築の方針が決まる。猫騙しガルーラやモロバレルでのサポートをするサイドと、グロウパンチガルーラやニンフィアといったサポートを受けて殴るサイドに分けて構築を組んでいく。
モロバレルにサポートされるポケモンとして、マリルリも代表的なポケモンである。これも殴るサイドに採用。
ここまでで相手のモロバレルがかなり重いため、強烈に牽制できるポケモンを入れたい。まだ両サイドともにガルーラしかメガシンカを採用していないため、リザードンとボーマンダを採用。サーナイトを試したこともあったが、通常ダブルでもほとんど使ったことがなかったというのもあり、うまく使えなかった。リザードンはニンフィアと横の補完がいいので、サポートサイドに配置。ガルーラやボーマンダが苦手とする鋼タイプに打点を持っているのもよい。そしてボーマンダはサポートを受ける側ということで、龍舞羽休め型での採用。通常ダブルの2メガ構築は2メガ選出をしない限りは4体から3体を選出する必要があり選出が窮屈となりがちだが、マルチではシングル同様4体から2体選べばよいのでまだ選出しやすい。
-----サポートサイド-----
ガルーラ
サポートができるよう、まず猫騙しは必須。あとはヒードランやサザンドラ、H振りニンフィア、ギルガルドあたりを意識してこの技構成に決まった。捨て身を撃つ関係で、ASに振り切った。
リザードン
リザードンの特徴は熱風だと考えているため、まず採用。対雨で出す可能性も高いため、ソーラービームも切れない。比較的縛られやすいポケモンであるため、守るも必要。残りの枠はワイドガード避けの火炎放射か対ヒードランの気合玉やめざ地も候補だったが、特に不要と判断して追い風を採用してみた。
ヒードランに抜かれたせいで負けたこともあったので、もっと早い個体を使うべきだった。
ランドロス
サポートサイドは殴るサイドに比べて交代が増えると考えたため、チョッキでの採用。オボンやゴツメも候補だったが、はたき落とすも蜻蛉帰りも両方採用したかったので、どうせ守るを切るならとチョッキにした。突然雨滅びとかが来ても出せる。
相手のランドロスやヒードランを意識してAS。
ヒードラン
1体で広い役割をこなせるシュカめざ氷での採用。
モロバレル
本命のサポート要員。ヒードランとは縦にも横にも並べられる。ガルーラに少しでも耐性を付けるためHBゴツメでの採用。
ギルガルド
本来は殴るサイドに置きたかったが、スペースの関係でやむを得ずこちらに配置した。サポートサイドでは数少ない、自身での詰めを狙える駒。ニンフィアへの遂行が遅いことには注意。
-----殴るサイド-----
ガルーラ
サポートを受けるということで、最も圧力をかけやすいグロウパンチでの採用。初手のパターンを増やすため、守るを切って猫騙しを搭載した。配分は、6世代の最後の最後まで遅いガルーラを使いこなせなかったため、最速で耐久をやや上げたもの。
ボーマンダ
サポートを受けるということで、最も圧力をかけやすい龍舞羽休めでの採用。威嚇が痛いのが気にはなるが、舞うことでほとんどの相手を抜けるというのが心強い。
ランドロス
高速ポケモンが不足しているのでスカーフでの採用。サポートサイドはリザードンを出さないと地震を撃ちにくいので注意。いつもははたき落とすが好みだが、よりサイクルを回しやすくする必要があると感じたので蜻蛉帰りでの採用。(と思ったのだが使う個体を間違えて結局はたき落とすで使ってしまった。)
ヒードラン
場持ちのいい身代わり残飯型での採用。有利対面で身代わりを残し、ガルーラやランドロス前でも動かせるのがつよい。
マリルリ
ガルーラやモロバレルと並べて太鼓を狙う。はたき落とすを持たせるとモロバレルへの打点となるが、ボーマンダやサザンドラへの打点がなくなってしまうので素直にじゃれつくでの採用。Sは特に上げる必要性を感じなかったので、Hに多めに割いた。
ニンフィア
交代が制限されるルールであるため、動きにくい眼鏡は却下。火力と耐久を両立したいので持ち物はプレート。ハイパーボイスと見切りは確定で、鋼への打点となるめざ地と死に際の行動として手助けを持たせた。配分はミラー意識で早めのもの。
マリルリかニンフィアを抜いてギルガルドを殴るサイドに移し、空いたサポートサイドに
クレセリア@オボン サイコキネシス れいとうビーム でんじは つきのひかり
を入れることも検討していた。
対戦相手になってくれたうい君、タイラー君、ありがとうございました。