【05ダブル】スターミー
2016年11月17日 20:39
残念ながら、基本的にこいつにできることのほとんどはラティで話が済んでしまうのだが、いくつか重要な差別化ポイントがある。
1.メタグロスに打点がある
おそらく1番の違いはここで、構築がメタグロスに薄くなってきたらスターミーの採用を検討してもいいかもしれない。
2.早い
激戦区110族を確実に抜ける。相手のラティケンタの上から電磁波や壁を使える貴重なポケモン。味方のケンタロスに上から威張ることも可能である。
3.氷耐性
つよいポケモンは氷弱点であることが多いが、スターミーは氷技に耐性を持っている。
4.自然回復による電磁波耐性
高速アタッカーでありながら電磁波を食らっても復活できる。これは他のポケモンにはなかなか真似できない芸当である。
〇攻撃技
・ハイドロポンプ
この技がないとスターミーの価値が大きく下がってしまう。命中に不安はあるものの、Cをしっかり確保することで、H振りメタグロスを2発。ちなみに進化前しか覚えないので注意。
・冷凍ビーム
ラティサンダーの弱点を突ける。水技と合わせて優秀な攻撃範囲を誇る。
・10万ボルト
相手の水、特にギャラドスへの強烈な打点となる。避雷針には注意。
・サイコキネシス
弱点を突ける相手は少ないが、ヘラクロスゲンガーあたりに刺さる。ゲンガーの弱点を上から突けるというのが珍しい。避雷針に構わずギャラドスを殴れるという利点も。
・たきのぼり
宗教上の理由でハイドロポンプを使えない人に。
〇補助技
・電磁波
早いので、撒く前に身代わりや神秘で透かされにくい。
・光の壁
ラティサンダーの上から張れる。
・リフレクター
ケンタロスの上から張れる。
・威張る
ケンタロスの上から撃てる。
・凍える風
攻撃技だがこちらで紹介。当時はWダメ補正が半分なので、想像以上にダメージが出ない。なので電磁波同様身代わりで透かされがちだが、ここで早さが活きる。微妙なダメージで耐え調整を崩せるのも電磁波にはない利点。
・雨乞い
雷なんかも入れて雨パにどうぞ。
・自己再生
そんな余裕はない。
〇型サンプル
以下性格は全て臆病。特性は全て自然回復。持ち物はオボンや神秘の雫あたり。光の粘土などというアイテムは存在しない。
・攻撃型
ハイドロ 冷凍 10万 守る
撃ち分けられる高速アタッカーとしての運用。10万はサイコキネシスでもよい。
・壁型
ハイドロ リフレクター 光の壁 守る
壁によるサポート。最低限の攻撃性能があるのが嬉しい。
・S操作型
ハイドロ 冷凍ビーム 電磁波orこご風 守る
S操作によるサポート。冷凍ビームのところは自由度が高い。
・欲張り型
ハイドロ 電磁波 リフレク 光の壁
補助技を詰め込んだ型。サポートと割り切って守るを切った。
・威張る+ラムキー型
ハイドロ 冷凍ビーム 威張る 守る
ケンタロスやメタグロス、カビゴンなんかと合わせたい。味方に威張って地震を撃つことが多くなると思われるので、守るは切らない方がよい。
・身代わり型
ハイドロ 威張る 身代わり 守る
いばみが。微妙そう。持ち物は食べ残しも候補。
・雨乞い型
ハイドロ 雷 雨乞い 守る
高速故に、安定した雨始動ができそう。
〇調整先
・S183
ケチらず全振りしましょう。特に10万を持つときはミラーに影響する。
・C148orC133+神秘の雫
ハイドロでH振りメタグロス2発
・H144,D106
C182ラティオスの10万36/39耐え
・H155,D106
光の壁込でC194サンダーの10万36/39耐え
・H167,B106
ケンタロスの鉢巻捨て身33/39耐え
構築に合わせて型を変えられるなかなか面白いポケモンだと感じた。