04ダブル、05ダブル汎用型考察 伝説・準伝説編
2016年10月27日 22:24
3世代ダブルは比較的型の使い回しがききやすい。今回と次回は、04や05ルールで様々な構築に採用できるであろう型を紹介していく。(たぶん06でもある程度通用する。)

グラードン
176-202-160-x-110-156
技:地震、守る、めざめるパワー(ゴースト、虫、岩)、恩返し、原始の力、身代わり
持ち物:チイラ、カムラ、オボン、ラム
耐久に厚い配分も面白いが、ひとまずはAS振りのものを持っておけばよいだろう。めざパの候補は、ゲンガーヌケニンラティの全てに通るゴースト、ラティルンパに抜群の虫、地面との補完に優れる岩あたりか。恩返しや原始の力もあるので、めざパ必須というわけではない。

カイオーガ
193-x-116-217-161-123
176-x-110-202-160-156
技:ハイドロ、雷、冷凍ビーム、守る、波乗り、滝登り、10万、身代わり
持ち物:ラム、カムラ、オボン
グラードンはカイオーガに抜かれるとキツいため最速が多いが、カイオーガは耐久にある程度振ったものが多いと思われる。とはいえ、素の耐久は決して低くはないので、CS振りでも全くもって構わない。甘えた最速グラードンを分からせよう。
サブウエポンの電気氷の範囲が広いので、メインウエポンの水技と合わせてほぼ技構成は決まりだろう。範囲技の波乗りを持つことも一考。グラードンと同居させる場合は電気技は10万でもよいが、ルンパッパへの確定数を考えるとやはり雷にしたいか。
1つめの配分はこちらより。

ラティオス
156-x-100-182-130-178
161-x-101-199-131-157
技:ドラゴンクロー、10万、冷凍ビーム、凍える風(04では使用不可能)、サイコキネシス、守る、身代わり、電磁波、手助け、威張る(04では使用不可能)、その他多数
持ち物:龍の牙、オボン、ラム、クラボ、ヤタピ
基本的には、耐久に振るならラティアスでいいので、CS振り切りで使えばよい。ただし、「ラティオスの攻撃を耐えつつラティオスを一発で倒す」ということが実現可能であるため、そのような専用配分で使ってもよい。
攻撃技は範囲の広いドラゴンクローや10万+冷凍ビームがよいだろう。補助技も豊富で、構築との兼ね合いでカスタマイズし甲斐のあるポケモン。

ラティアス
156-x-110-162-150-178
187-x-110-131-150-178
技・持ち物はラティオスと同様。
まずSをどこに設定するかがお好み。最速でも100族抜き程度でもよい。そして火力と耐久のどちらを優先するかもお好み。CSでもHSでも構わず活躍してくれることだろう。
ラティオス同様、カスタマイズ性の高いポケモン。

サンダー
193-x-105-150-110-167
166-x-105-194-110-152
技:10万、めざめるパワー(氷、草、電気)、身代わり、見切り、金属音、毒々、威張る(04では使用不可能)
持ち物:ヤタピ、残飯、ラム、オボン、磁石
火力に寄せるか耐久に寄せるか。04ルールではグラードンカイオーガ意識で臆病で使いたい。05であればH振りメタグロスを10万で2発にできるので、火力を上げる意味合いも大きい。いずれにせよ、様子見の身代わりが強力。より場持ちがよくなる残飯か、中盤での崩しが強力なヤタピで身代わりを上手く生かして戦いたい。地味に見切りを覚えるので封印耐性が付いているのが偉い。
ラティに対して不利を取りやすいことには注意。

レジアイス
187-x-152-120-243-70
187-x-121-167-220-70
技:冷凍ビーム、10万、雷、電磁砲、凍える風、電磁波、守る、爆発、カウンター
持ち物:オボン、溶けない氷、残飯、光の粉
04ルールでも凍える風を使える貴重なポケモン。カイオーガの水技を楽々耐える特殊耐久と、グラードンの弱点をタイプ一致で突けることから、グラカイキラーとして期待できる。対策の難しいラティやサンダーに強いのも大きい。
配分はH全振り以外は悩ましい。役割重視でDを更に伸ばしてもいいし、グラードンの地震など意識でBを伸ばしてもよい。Cを特化して溶けない氷を持つと冷凍ビームでグラードンを一発。

レジロック
187-120-242-x-152-70
技:めざめるパワー(岩)、地震、カウンター、電磁波、爆発、守る、瓦割り
持ち物:残飯、オボン、ラム
05なら可能性のあるポケモン。ただ、シングルと違ってメタグロスにカウンターで反撃し辛いのが問題。
配分がぶっぱばかりになってしまったが、ダブルでは集中を受けると調整が崩れてしまうので、攻撃面はともかく防御面であまり調整しすぎても仕方ない。