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トリプルバトルにおけるS操作への対策

2016年02月06日 00:39

デスクトップを整理していたら、結構前に結構真面目に書いたと思われるメモが発掘されたので、もったいないのでここに貼っておく。
(ここからメモ)
 トリプルバトルにおいて,S操作技とどのように付き合っていくかは重要な問題である.特に「おいかぜ」や「トリックルーム」は1手でこちらの3体が一気に恩恵を受け,しかも相手の「まもる」に構わず発動できるので,アドバンテージを稼ぎやすく非常に強力な技である.これらの技をどう使っていくか.そして使われたときにどう対処するかは十分考えておきたいところである.
 どう使っていくかは比較的簡単で,「ねこだまし」で時間を稼ぐなどしてS操作の隙を作り,限られたターン内で全体技を絡めながら攻めていけばよい.問題は相手にそれをされたときにどうするかである.いくつか考えられる対処法を挙げてみる.

・S操作ターンを凌ぎ切る
 「まもる」や交代,あるいは「ワイドガード」などを使いながら,ターンが経過するのを待つ.「まもる」+交代だけでは全体技に対処し切るのは難しく,「フェイント」「よこどり」があると「ワイドガード」も貫通され,そもそも相手の火力が高かったり攻撃範囲が広かったりすると凌ぎ切るのは難しい.カポエラー+ドーブル+ブルンゲルのように,火力の低い初手に対してはある程度有効であるが,あまりこの方針を取るのは賢明ではない.ヒードランやギルガルドなどが初手の隙で「みがわり」を使うのも,この戦法に含まれるだろう.

・こちらもS操作を使って切り返す
 「おいかぜ」には「おいかぜ」や「トリックルーム」,「トリックルーム」にはこちらも「トリックルーム」を使うことで対処する.事後対応となる分行動が無駄になることはなく,相手の行動に合わせた対処が可能である.しかし,1ターンは相手に有利に攻め込まれてしまうため,こちらのS操作役はある程度攻撃を受けながらS操作技を使うことが求められる.そのため,クレセリアのように高耐久ポケモンで行われることが多い.あるいは,ファイアローやエルフーン,化身ボルトロスといった{いたずらごころ}+補助技という組み合わせも,相手のS操作中に切り返しやすい.

・S操作をされてもある程度動けるようにしておく
 あくまでS関係で優位に立っているだけなので,完全に相手の3体に先手を取られるとは限らない.例えば『こだわりスカーフ』持ちのように十分早いポケモンがいれば「おいかぜ」をされても先手を取れることはあるし,モロバレルのように遅いポケモンがいれば「トリックルーム」をされても大体の相手には先手を取れる.また,先制技を使えば構わずこちらが先制することができる.ガルーラやクチート,キリキザンの「ふいうち」やファイアローの「ブレイブバード」,ギルガルドの「かげうち」,マリルリの「アクアジェット」などは火力もそれなりに高いため,弱点を突ければ相手の行動を制限することができる.また,耐性や耐久の優れたポケモンであれば,相手の攻撃を耐えながら反撃することができる.このようにして相手に一方的に攻められないようにしておき,こちらのS操作の切り返しをしやすくするというのが汎用的なS操作対策であると言えよう.

・ややピンポイント気味な対策を仕込んでおく
 「おいかぜ」に対する「よこどり」や「トリックルーム」「ふういん」,あるいは「ちょうはつ」などが挙げられる.決まればかなり有利になるが,無駄に終わった場合のディスアドバンテージは決して小さくはないのでそこが問題である.

・相手に一方的にS操作を使わせない
 そもそも簡単に相手に優位を取らせていることが問題である.こちらも「ねこだまし」+S操作のような形を取っておけば,「相手のS操作を妨害する」or「こちらのS操作も通っている」といった状態に持ち込める.このように,「ねこだまし」は相手の展開を妨害する上で重要な技である.ただし,相手の「トリックルーム」を通す+こちらの「おいかぜ」が通る,という場合はもちろん不利になってしまうので,そこは注意が必要である.


 これらの中でいくつかを組み合わせながら対抗していくのが一般的であろうか.例えばスタンダードな構築においては,ガルーラ「ねこだまし」+サンダー「おいかぜ」orクレセリア「トリックルーム」+ヒードラン「みがわり」『たべのこし』+『こだわりスカーフ』ランドロスorモロバレルのように,上記の対策がいくつも仕込まれている.これらを戦況に応じて使い分けていくことになる.「ワイドガード」持ちが優秀であるのも,実際に「ワイドガード」を持っていることや撃つことが優秀であるというよりは,存在を意識させることで相手に安易に全体技を選択させない,あるいは「よこどり」や「フェイント」で手数をかけさせることができるということが効いてくる.このポケモンは「ワイドガード」を覚える,という事実があるだけで十分なのだ.(もちろん,ブラフには限界があるが.)

 そしてこれらを踏まえた上で,今回使いたいと思ったのは「つるぎのまい」「おいかぜ」ファイアローである.このポケモンが1体いるだけで,様々な対抗手段を取れる.
・相手の「おいかぜ」中にこちらも「おいかぜ」を使う
・「つるぎのまい」「ブレイブバード」で相手のアタッカーを縛る(H振りメガバクーダや耐久無振りメガガルーラはほぼ一発)
・「ファストガード」の存在をチラつかせることで「ねこだまし」を牽制する
・「よこどり」の存在をチラつかせることで「おいかぜ」を牽制する
・全体技として使われやすい炎やフェアリータイプに耐性を持っている

 1体でこれだけの要素を持っているポケモンは中々いない.以前使ったことがあり,想像以上に対「トリックルーム」で機能してくれたので,このポケモンが活きるように構築を組んでいこうと考えた.

 問題点としては,「つるぎのまい」で盤面をにらむだけでは,S操作をして場全体に影響を及ぼすのに比べて安定行動が取りにくいことが挙げられる.特に「ブレイブバード」が単体技である以上,少なからず択が生じてしまうと考えられる.また,耐久に不安があるため,うっかりファイアローを失ってそのまま押されて負け,となることもありうる.ファイアロー自身はやや心許ないスペックであることを,しっかり周りでフォローできるような形にしていきたい.
(ここまでメモ)

これを書いていたときは、トリックルームメガサーナイト(封印抜き)+剣舞追い風ファイアロー+鉄球悩みの種モロバレルという組み合わせで、相手の様々なS操作に対して切り返しの手段を持たせた構築を考えていた。なお実際に組んでみた結果、ひどくパワー不足な構築が出来上がって、光の早さで解体されていった。(完)
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