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【金銀】レベル配分について

2014年12月18日 07:43

最近それなりに金銀考えてる系男子。




 金銀が後の世代と比べて最も異なっている点の1つに、構築のレベル配分を考えなければならないという点がある。
 50-50-50や54レベルなど特殊ケースも考えられるが、大きく分けて55-50-50、53-51-51、52-52(or51)-51という構成が考えられるだろう。特に55レベル入りに対しては、6体中何体を55レベルにするかというのも大きな問題であり、この辺に関して感じていることを一通りまとめておきたい。
(なんか書いてくうちにどの層に向けた記事なのかよく分からなくなってきたが気にしないことにする。どうせツイッターで言ってることの焼き直しだし。)

1.1.シングルエース
 一番分かりやすいかもしれない。55ポケモン1体を軸に、周りをサポートで固める。利点としてはエースの選出択に悩まされることがないというのが一番重要であると考えている。後述の複数エース構成には付き物の問題だからである。欠点はもちろん、エースがイマイチ刺さっていない場合でも選出せざるを得ないということ。
 シングルエースはその構成上、エースに決定力を依存しやすい。取り巻きで何かこう上手いことやりながらも、結局はエースで相手を倒していくことが中心となるであろう。つまり、「超強力なエースを周りでサポートしながら通す」のが最初に浮かぶような構成となる。そうでないなら「エース以外の場所からも決定力を引き出せるようにしておく」ことが必要であろう。ガラガラや破壊の遺伝子、あるいは執拗な凍結狙いもこれに含まれるであろうか。この場合は、ごく稀にではあるもののエース抜き選出も可能である。
 まとめると、如何にしてエースを通すか。それに足るだけのエースを据えられるか。もしそれがムリなら、低レベルポケモンによる崩しのギミックをいくつか仕込んでおく必要がある。ここまで考え抜くのは大変だが、その代わりに選出を考えるのが比較的安定する。


1.2.ダブルエース
 あるエースを考えていて、どうしてもそのポケモンを選出できない相手がありそうだと察した場合。レベル50と55では実数値で約80~100もの差があるため、エース抜き選出は単純にそれだけの数値のハンデを背負って対戦に臨むことになる。(カビゴンから合計種族値をマイナス90すると、サンドパン、モルフォン、ラッキー、アズマオウ、ワタッコ、グランブル、イノムーとなる。別にこれらのポケモンをdisる気は毛頭ない(しこいつら対カビゴンでどちらが有利かという話をするつもりもない)が、こいつらでカビゴンに立ち向かうのかという話である。)
 ということで、別にそのポケモンに拘らなくてもよいが、とにかくエースは毎回選出したい、となったときに、では代わりに選出するエースを用意してしまおう、と55レベルポケモン2体目を入れたのがダブルエースである。この過程から分かるように、それぞれのエースは得意な範囲(つまり選出できる相手)が異なっているはずである。
 と、ここまではいいのだが、苦手な相手も同じノリで異ならせてしまうと問題が生じる。エース同士で完全に補完を行ってしまうと、エースを両方選出したいという自体が発生するのである。このような構成に自らしておきながら「いやぁ選出が悪かった。あっちが来るかと思ったんだけどなぁ」と対戦後に言うのはプレイヤーとして怠慢だと私は思う。これを解消する手段としては、例えばこちらのブログにまとめられている。http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20121201#1354372818
 つまり、ダブルエースを組む上で避けられない課題として、「エースの選出択は可能な限り排除しなければならない」というものが挙げられる。これはシングルエースと比べたときの複数エース構成の欠点であると言えよう。(「エースが複数いることで相手にも択を強いることができる」と考えられなくもない。しかし「苦手な相手に対して最低限択に持ち込める」とかならまだしも、何でもかんでも択にしているようでは徒に勝率を落とすだけである。)
 「選出択を過剰に気にしておられるようだが、そもそもポケモンなんて少なからず択ゲーなのではないか」という考えもある。(自分でもそれは思うし、実際に他の方のそういう発言を目にしたことも何度かある。)私の考えとしては、立ち回りにおける択よりも選出における択の方が外したときに負けに近づきやすい、よって選出択に関してはそれなりに意識しておかなければならない、というものである。これに関しては確固たる自信を持った主張とは言えないので、他のプレイヤーがどのように考えているのかは気になるところである。(なので意識してちょくちょくツイッターに話題投下している。)
 まとめると、シングルエースに比べるとよりエースを活かした選出がしやすい。しかし一方で、選出時に択にならないかを考えるべきである。


1.3.トリプルエース
 これもエースを複数据えた構成だが、ダブルエースとはやや傾向が異なる。多くの場合、3体以上エースを入れるときには50レベルポケモンが自爆、大爆発を使えるポケモンで固められている。これにより、複数いるエースのうち刺さっているものを選出し、あとは爆破で頭数を減らしてラストに有利なタイマンに持ち込む、という戦法が可能となる。あまりに大雑把なまとめ方だが、これがトリプルエースの基本だと考えている。いわゆる爆破速攻トリプルエースは一時期トップメタであった(らしい)。
 これに関しては、流行を見ながらエースを変えましょう、くらいしかコメントが思いつかない。50レベルポケモンの選択肢はカビゴン、パルシェン、ナッシー、マルマイン、ハガネール、ゴローニャ。大体このあたりだろう。爆破のリスクをいかに下げるかは腕の見せ所であるように思うが、基本は変わらない。爆破のリスクさえ下げてしまえば、多少の相性の悪さは爆破とレベル差で押し切れてしまう。パワーで押し切る系の考え方としては好例であると考えている。


2.53-51-51構成
 ややレベル差をやわらげたようなエース構成。サポート役が50レベルでは足りず、51レベル欲しいという場合に取られる。(ライコウやスターミーの素早さが欲しい、など。)ダメージ計算式の関係で、52→53とレベルを上げると、単純に実数値が上がる以上に利点があるため、一応53レベルというのはエースと呼べる最低限のラインであろう。(54→55でも同様の現象が起こるので、これも55-50-50構成が理に適っている根拠の1つである。)当然相手の55レベルポケモンに対してパワー負けしやすいので、主要なエース候補に対して53レベル、あるいは取り巻きの低レベルポケモンで十分対抗できるかどうかは考えておかなければならない。
 一応、エース抜き選出をした場合の実数値損失が55-50-50構成よりは低くなっているので、エース抜き選出はまだ現実的に考えやすいかもしれない。また、どうしても51レベル欲しいポケモンが1体だけのときには、54-51-50のような構成となることもある。
 正直なところ、利点として強い主張が思い当たらないのだが、サポート役のレベルを確保することで何かの対策度合いが大きく向上する。あるいは低レベルポケモンどうしの対面で有利になる。これらのメリットが、エースのレベルを下げるデメリットを上回っている場合に取られる構成なのだとぼんやりと理解している。


3.バランス構成
 先述の通り、低レベルポケモンのレベルを少し上げると何かの対策度合いが大きく向上するというケースは結構ある。51レベルではまだ足りず、52レベル欲しいというケースもそれなりにある。そういったポケモンを詰め込んだのがバランス構成である。多くの場合は52レベルと51レベルで固められる。52-51-51と選出してもレベルの損失は1で済む。
 単純に55レベルポケモン相手に数値で劣っているので、パワー不足に陥っていないかは十分気をつけなければならない。が、個人的にはパワー不足を解消するというよりは、パワー不足になることは承知の上で搦め手に頼りながら、強力な相手のエースをいなしていく戦い方の方が適切であるように感じられる。でなければ最初からエースを用意した方が手っ取り早い。幸い、51や52レベルで採用したくなるポケモンとして、ブラッキー、ゲンガー、スターミー、フーディンなど、このような戦い方が得意なポケモンが多い。



 金銀が全然分からないのは「相手の強い55ポケモンを50や51ポケモンでなんとかしようとしているから」なのではないかと気付いたので、考え方を変えないといけないなと思った。
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WAを考えてると

毎回頭抱えてるんですが、
WAの理想像ってどんな場面でも両方とも選出できる…でいいのですかね?
でも、WAにしてるということは、どっちかは間違いなく出したくないからWAにしてるともとれて、アタマがこんがらがってるんですよね。

WAで苦手な相手を異ならせて相性補完すると、選出で頭抱えるのはわかるんですが
両エースが苦手な相手(特に50キャラ)が被ってても、経験上いろいろ困る感じがして、悩んでおりますです。。。
理由はエースが両方50キャラで止まると、こっちの50で相手の50と裏の
ポケモンを抜かなきゃならなくなるからなんですが。

WAの理想像ってどうなんでしょうね。
集合体の図に分けるとどうなるのか少し気になってます。
「AもBも選出できる」、「Aのみ選出できる」、「Bのみ…」、「どっちもダメ」

となるとA∩Bにあたる部分の面積がでかいとよいパーティに?

ややこしくしてしまって申し訳ないですが、よろしければ力貸してくださいまし。

2014年12月19日 03:44 | URL | Marshmallon | 編集

Re: WAを考えてると

私がこの話を話題に出したとき、複数の方から「ガラガラ+ニドキング」や「ファイヤー+リザードン」がWAとしてよい例であると教えていただいたことがあります。「攻撃面で補完している」ことに加えて、「防御面が被っている」からだそうです。


>WAの理想像ってどんな場面でも両方とも選出できる…でいいのですかね?

私はそこまで必要だとは考えていないです。もしそういう構築が組めてしまった場合、それはそれぞれのSAでも成立するだろうからです。(もちろんWAにすることでエースを使い分けられてよりよいのかもしれないですが、もしそんな構築ができるのであれば、それは5体で完結した出来のいいSA構築が2つもあって、しかもそれらを上手く融合できるなどという奇跡的な事態だと思います。)


私がWAを組む上で重要であると考えていることは(防御面を被らせることは除いて)2つです。
1つは、ベン図の例で言うところの「どっちもダメ」な範囲が少ない(できる限り0、空集合φに近づけたい)ことです。何もX∩Yを広げる必要はありませんが、最低限X∪Yは広くないといけないです。でないとWAにする意味がないからです。

もう1つは、2体のエースの使い分けがはっきりしていることです。このような相手にはこちらのエースを選出する、そうでなくてこのような相手にはもう一方のエースを選出する、というのを構築段階で考えておきたいです。それをしないで、選出画面その場で考えていると、選出択はなかなか避けられないと思います。例えば先述の例で言うと、

・「ガラガラ+ニドキング」(http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20111112#1321025261
基本的にはガラガラで攻めたいが、ヘラクロス、ナッシー、パルシェン、エアームドなどの対ガラガラ要員が多いときにはニドキングが出撃する。どちらのエースを出しても対電気をキープできているのが嬉しい。
・「ファイヤー+リザードン」(http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20120414#1334389905
ファイヤーの苦手なハピナスやバンギラス、ライコウ(時にはサンダー)を見たらリザードンを選出する。

といったように、使い分けが明確であるように思えます。

ここで、一方のエースXの選出機会が多く、もう一方のエースYはほとんど選出しない、となってもそれは構わないと思います。余りにYを出さないのであればそれはXのSAで組めばよいのかもしれませんが、そうでなくて多少なりともXではなくYを出したい場面があるのであれば、それはWAとして機能しているのだと思います。


……と、ここまで書いていて思ったのですが、X∩Yが広いと却って問題なのかもしれませんね。X∩Yの部分が「Xを出すとYも出したくなる」で構成されているようであれば、それはまさしくエースを同時選出できなくなって選出択に悩まされるというケースに該当するはずです。究極のWAはX∩Y=φかつX∪Y=U(全体)なのかもしれませんね。(もちろん、X∩Yの中身が「Xを出してもYを出してもどっちも勝てそう」とかなら構わないのですが。)


>両エースが苦手な相手(特に50キャラ)が被ってても、経験上いろいろ困る感じがして、悩んでおりますです。。。
理由はエースが両方50キャラで止まると、こっちの50で相手の50と裏のポケモンを抜かなきゃならなくなるからなんですが。

これはSAの場合も同じではないでしょうか?こちらのエースが止まってしまう相手をこちらの50レベルポケモンでなんとかして、それで上手いことこちらのエースを通す、というのが主な動きになるかと思います。苦手な相手を被らせることは、Xを出してもYを出しても、この動きを同じように行えるというところに利点があるのだと理解しています。


どうもまとまらず長くなってしまって申し訳ないですが、私が考えていることを挙げていくとこんな感じになります。おかしなこと言ってるかもしれないのでツッコんでください笑

2014年12月19日 05:07 | URL | 1192 | 編集

無題

返信感謝いたします。



>理由はエースが両方50キャラで止まると、こっちの50で相手の50と裏の
ポケモンを抜かなきゃならなくなる
これはSAでもかわらないですが、取り巻き枠が1つ多い分、難易度が緩和されてる気がする感じです。
取り巻きに抜きポケというか決定力を入れやすい感じが少しだけします。

バンギフーディンもよく見るけど、フーディン50で使いたい場面割とありそうだし…という感じ
ただSAに向いてそうなポケモンがかなり少ない気がするんですよね。

WAの場合は「AもBもダメ」を無くせばそれで成り立つってことでいいんですかね?

2014年12月19日 12:53 | URL | Marshmallon | 編集

Re: 無題

>これはSAでもかわらないですが、取り巻き枠が1つ多い分、難易度が緩和されてる気がする感じです。
取り巻きに抜きポケというか決定力を入れやすい感じが少しだけします。

なるほど。そう考えるとWAの場合は、取り巻きで解決するのではなく、別のエースを選出することで解決を図っているのではないでしょうか。


バンギラス+フーディンは実は私も最近よく考えていたのですが、この2体をどこまで同時選出したくなるのかが気になって、WAにしてよいものなのかと感じておりました。そのうち使って試してみたいと考えています。


「AもBもダメ」を減らすのはWAのスタート地点だと思っているので、そこは意識したいですね。

2014年12月19日 21:16 | URL | 1192 | 編集

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Author:1192
ゲー研(TGA)所属。最近はトリプル、GBAシングルを中心にプレイしてます。色んなルールをやってる総合勢です。

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