ヘラダースを考える
2014年09月15日 04:38
ヘラダースという組み合わせがある。GBAをやっていると、2,3番目くらいにお目にかかるくらい有名な組み合わせである。しかし、この組み合わせからスタートして適当に組んでいくととてもじゃないがヘラダースを活かせるような構成にできると思えなかったので、最近ずっとヘラダースを考えている。
○何故ヘラダースなのか?
ヘラクロス:鉢巻メガホーンの火力はゲーム内でもトップクラス。耐久素早さも最低限あるが、耐性はいまひとつであり繰り出しをしにくい。故に、いかにしてヘラクロスを場に出すか、というのが重要である。
ヘラクロスの苦手な相手:ボーマンダやエアームド、ギャラドスのような飛行タイプ、ゲンガー→サンダースで倒せる(無振りボーマンダはC全振りめざ氷で一発)
サンダースの苦手な相手:サイドンなどの地面タイプ、カビゴン、ハピナス→ヘラクロスで打点を持てる
サンダースは身代わりバトンタッチや願い事によって、ヘラクロスが場に出しやすくなるようサポートする。
……というところまでがヘラダースについてのテンプレ説明文である。
○何が辛いのか
まず基本的に耐性がよくない。戦術的な噛み合いから成る組み合わせであり相性補完をしているわけではないので、受けに回ることは基本的に困難である。
これで一番困るのが対カビゴンである。ヘラクロスはカビゴンに致命傷を与えることができるが、受け出しは難しい。おんがえし2発で倒せてしまうし、のしかかり麻痺も怖い。そのため、サンダースが有利対面からカビゴンへの交代際に身代わりを残し、バトンタッチで安全にヘラクロスを場に出す、という動きを的確に行う必要がある。GBAの大部分の構築に入っているカビゴン相手にこのような神経を遣う立ち回りを強いられるのがまず気になる。(なお、ヘラクロスに限らずサンダースも繰り出しが苦手なポケモンであるので、基本的に安定した受け出しは不可能な組み合わせであると思った方がよさそうである。)
対カビゴンに限らず、受けが不安定であるが故のヘラダースの課題はいくつも挙げられる。
・対ボーマンダ
ヘラクロス流しとしてまず挙げられるボーマンダ。相手に流されたところからどう切りかえしていくかが大きなポイントであると言えよう。なお、鉢巻めざ飛はHP振りサンダースを半分削るほどの火力である。
・対カビゴン
先述の通り。対ボーマンダに次いで重要。
・対ヘラクロス
対ボーマンダと両立させながら基本選出を考えると、ヘラクロスの格闘技を通しやすくなって悩ましい。
・対メタグロス
ヘラクロスやサンダースが上から等倍で殴れるのでやや優先度は落ちるが、流しつつ事前の削りを如何に行うかが重要であることは間違いない。
ここで、対ボーマンダを考えながら対ヘラクロスを行うのが非常に難しく、ここで折れそうになっていた。しかし、特殊型のボーマンダであればヘラクロスから鉢巻を奪うことなくこれらの要請をこなしてくれそうだと気付いたため、少し考え直そうという気が起きた。(イマココ)
ちなみに、ヘラダースの問題点として、相手の水タイプに強すぎる、という点も挙げられる。何が問題かと言うと、ミロカロスやスイクンといった低火力な水タイプはヘラクロスが繰り出せる数少ない仮想敵であるのに、その水タイプに対して強すぎる構成となっているため、相手は水タイプを選出しにくくなっていることである。適当にそれっぽく、カビゴンスイクンヘラクロスサンダースのような構成にするとますます相手は水タイプを出しにくい。これもヘラダースの欠陥であると思っていた。
特殊ボーマンダはちゃんと水タイプを呼んでくれるポケモンなので、その意味では相性がいいと言ってよさそうだ。というわけでここからもう少し考えていきたい。
ヘラクロス:鉢巻メガホーンの火力はゲーム内でもトップクラス。耐久素早さも最低限あるが、耐性はいまひとつであり繰り出しをしにくい。故に、いかにしてヘラクロスを場に出すか、というのが重要である。
ヘラクロスの苦手な相手:ボーマンダやエアームド、ギャラドスのような飛行タイプ、ゲンガー→サンダースで倒せる(無振りボーマンダはC全振りめざ氷で一発)
サンダースの苦手な相手:サイドンなどの地面タイプ、カビゴン、ハピナス→ヘラクロスで打点を持てる
サンダースは身代わりバトンタッチや願い事によって、ヘラクロスが場に出しやすくなるようサポートする。
……というところまでがヘラダースについてのテンプレ説明文である。
○何が辛いのか
まず基本的に耐性がよくない。戦術的な噛み合いから成る組み合わせであり相性補完をしているわけではないので、受けに回ることは基本的に困難である。
これで一番困るのが対カビゴンである。ヘラクロスはカビゴンに致命傷を与えることができるが、受け出しは難しい。おんがえし2発で倒せてしまうし、のしかかり麻痺も怖い。そのため、サンダースが有利対面からカビゴンへの交代際に身代わりを残し、バトンタッチで安全にヘラクロスを場に出す、という動きを的確に行う必要がある。GBAの大部分の構築に入っているカビゴン相手にこのような神経を遣う立ち回りを強いられるのがまず気になる。(なお、ヘラクロスに限らずサンダースも繰り出しが苦手なポケモンであるので、基本的に安定した受け出しは不可能な組み合わせであると思った方がよさそうである。)
対カビゴンに限らず、受けが不安定であるが故のヘラダースの課題はいくつも挙げられる。
・対ボーマンダ
ヘラクロス流しとしてまず挙げられるボーマンダ。相手に流されたところからどう切りかえしていくかが大きなポイントであると言えよう。なお、鉢巻めざ飛はHP振りサンダースを半分削るほどの火力である。
・対カビゴン
先述の通り。対ボーマンダに次いで重要。
・対ヘラクロス
対ボーマンダと両立させながら基本選出を考えると、ヘラクロスの格闘技を通しやすくなって悩ましい。
・対メタグロス
ヘラクロスやサンダースが上から等倍で殴れるのでやや優先度は落ちるが、流しつつ事前の削りを如何に行うかが重要であることは間違いない。
ここで、対ボーマンダを考えながら対ヘラクロスを行うのが非常に難しく、ここで折れそうになっていた。しかし、特殊型のボーマンダであればヘラクロスから鉢巻を奪うことなくこれらの要請をこなしてくれそうだと気付いたため、少し考え直そうという気が起きた。(イマココ)
ちなみに、ヘラダースの問題点として、相手の水タイプに強すぎる、という点も挙げられる。何が問題かと言うと、ミロカロスやスイクンといった低火力な水タイプはヘラクロスが繰り出せる数少ない仮想敵であるのに、その水タイプに対して強すぎる構成となっているため、相手は水タイプを選出しにくくなっていることである。適当にそれっぽく、カビゴンスイクンヘラクロスサンダースのような構成にするとますます相手は水タイプを出しにくい。これもヘラダースの欠陥であると思っていた。
特殊ボーマンダはちゃんと水タイプを呼んでくれるポケモンなので、その意味では相性がいいと言ってよさそうだ。というわけでここからもう少し考えていきたい。