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エメループ

2014年09月11日 23:18

(最終更新:2014/09/11)
 エメラルドの乱数調整、エメループについてまとめました。実機で第三世代対戦をやっている身として、個体調達の環境がそこまで劣悪ではないことを書いておきたかったからです。いやそりゃXY孵化とかに比べたら面倒ですが。先に断っておきますが、通常色の孵化、野生など基本的な乱数調整のみになります。FRLGの乱数調整やID調整などは扱いません。(わざわざそんなことやろうと思う物好きな方はこんなものを読む必要はないでしょうから。)これでもラッキー、ガルーラの乱数調整くらいはできるので、一応第六世代対戦でも役立つかもしれませんね。

なにかあったらコメントで。
1.概要
 エメループとは何をすればよいのでしょうか?他の世代の乱数調整をしたことのある方は、第四世代の乱数調整を思い浮かべていただければ大体同じです。違いとしては、
・徘徊や電話などを使って初期seed確認ができない
・待機時間を短縮することが可能
・「消費」という行為が必要ない
・2倍の精度が要求される
等が挙げられます。
 乱数調整をしたことがない方。「決まったタイミングでボタンを押してピッタリ当たったら勝ちのゲーム」だと思ってください。


2.準備
本体はGBA系統かDS(Lite)の選択肢があります。BV保存法を使うのであればどちらでもいいですが、そうでないならDS系統をオススメします。(BV保存法でもDSの方がよいという報告もあります。)今回はDSを使用することを想定します。といいつつ、私はいつもGBASPを使ってます。
○使用するツール
・Emerald1.1 おひるごはん氏 http://cid-3f0e7195a3f7528f.skydrive.live.com/browse.aspx/.Public
・GBAエンカウント Axer氏改良、オリジナルの作者は調べたが分からず…… http://ameblo.jp/youkey-by/entry-11499694700.html
・エメループ君 サブロー!氏 http://www6.ocn.ne.jp/~saburoh/keisan2/emloop.html
・エメタイマーBIG ポケモンの館 http://pokem.client.jp/emtimer.htm
(ストップウォッチであれば何でもいいが、フレーム単位で制御できるものが必要)

野生ポケモンの乱数調整にはGBAエンカウントを、孵化の乱数調整にはエメループ君を主に使用します。

○ゲーム内で必要なもの、こと
・殿堂入りしていること:正確には、バトルフロンティアに行けて、バトルビデオ(以下BV)が自由に撮れる状態になっていること
・ふしぎなアメ:最低10個は欲しい
・欲しい個体と同じ性格のシンクロ持ち(野生乱数)
・あまいかおり持ち(野生乱数)


3.メタモンの乱数調整
3.1.はじめに
 本当は野生ポケモンの、ですが事実上メタモンのことでしょう。
 例えばいじっぱりでABの個体値がVのメタモンが欲しい、としましょう。(何故かというと後述の孵化の際に便利だからです。)ここでまず注意してほしいのは、エメループにおいて孵化以外で理想個体を入手するのは現実的ではないということです。BV保存法が発見されたので不可能というわけではないかもしれないですが、基本的に6Vとかはムリだと思っておきましょう。

3.2.個体の検索
 まずは狙う個体を検索します。Emerald1.1でもエメループ君でも構いません。エメループ君の利点は、“せっかくだからどこでもいいのでついでにVがほしい”に対応したオプションがあることで、Emerald1.1の利点は個体値を範囲指定できることと合計個体値に制限をかけられることです。まぁ実用上はどっちでもいいので使いやすい方を使ってください(
 注意点として、methodというものが複数あることが挙げられます。(孵化の際も同様です。)これはどんなに時間をぴったり合わせてもたまにずれる曲者なのですが、基本的に制御のしようがないので、一番出やすいもので検索します。野生メタモンの場合、method2とするのがよいでしょう。
・Emerald1.1の場合
 赤いパネルを使います。「伝説厳選」のところから「野生1」を選択(ややこしいですが、これがmethod2に対応しています)、あとは条件を入力して「実行」します。性格は何でもいい、というときは、性格のところにしれっと混ざっている「もっこり」を選択すれば性格は条件なしで検索できます。よさげな個体がいたらフレームを覚えておきましょう。
・エメループ君の場合
 まず一番下の「method2」を選択します。真ん中の「個体値検索」のところに条件を入力し、「検索」します。この状態で「次を検索」を押していくと、どんどんフレームを増やして検索できます。これも、よさげな個体がいたら一番左の数字(これがフレーム)を覚えておきましょう。
48730フレームに25-31-31-14-31-6なる個体がいたので、これを狙ってみます。

3.3.詳細な検索
 個体が見つかったので早速捕まえに行きましょう……といきたいところですがここでワンクッション置きます。GBAエンカウントを起動します。デフォルトでさばくのちかどうの設定になっています。ありがたいですねぇ。
 「初期seed」は「0x00000000」のままで、「表示範囲」はさっき調べた目標の値の前後50くらいの幅を持たせて検索します。今回は48710~48750と入力します。次にフィルターのところの個体値に条件を入力します。全部入力する必要はなく、とりあえずABだけ31~31と入力します。ここで、バグなのか仕様なのか分かりませんが、「個体値表示」「ステータス表示」のどちらかにチェックが入っていないとフィルターが機能しないので、一応両方チェックを入れておきます。そして一番下の「検索」を押します。「回数」が48721のメタモンが出てくるはずです。この「回数」が先ほどのフレームと少し違っていますが、気にせず進みます。(じゃあはじめからGBAエンカウントの方で検索すればいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、GBAエンカウントは検索範囲を広げ過ぎると固まってしまうので、これ一本でやるのはオススメしません。)
 基本的にはこの個体を狙うわけですが、これ1体だけを狙うのは辛いものがあるので、シンクロを使います。「シンクロ(Eのみ)」という項目があるので、そこに狙う個体と同じ性格、今回であれば「いじっぱり」と入力します。そして狙いのフレームの前後100ずつの範囲を検索します。今回であれば48621~48821を検索してみましょう。(もう少し広げてもいいですが、あまり広げすぎても意味はないです。)フィルターはABを31~31のままにして、「ポケモン名」のところに「メタモン」と入れます。
 すると4体ほど候補が出てくるはずです。このフレームが、シンクロが効いてかつメタモンが出現するフレームなのです。この中のどれかが当たれば成功です。48720と48721が連続しているので、この辺を狙うことにしましょう。

3.4.タイマーの微調整
 さばくのちかどうに行き、すぐ個体確認できるよう手持ちを5体以下にしてセーブします。シンクロを入れて、あまいかおり持ちと捕獲できるボールを忘れないように。
 まずはシンクロを先頭に持ってこないでセーブします。一旦電源を切り、DSのスタート画面のGBAのソフトのところにカーソルを合わせて待機。そしてエメタイマーに目的のフレーム、今回であれば48720を入れて「秒に変換」し、「4.5秒早くカウント終了」にも入力します。計測開始とともにDSの方でもGBAのソフトを選択します。あまいかおり選択前で待機し、カウントが0になるタイミングであまいかおりを選択、そのまま出てきたポケモンを捕獲します。
 捕獲したポケモンの情報をGBAエンカウントの「フィルター」に入力します。適当に省略してもたぶん大丈夫。「表示範囲」には狙ったフレームの前後を適当に設定。これで個体が1つ引っかかるはずです。もし検索範囲を広げても引っかからなかったらmethodずれなのでもう一度やりましょう。この作業を何度か繰り返して、大体どれくらいのフレームを狙えているのかを調整します。まず、毎回大きくフレームがずれるようなら、目押しとボタン押しを訓練しましょう。ある程度安定するようになったら、目的のフレームと実際に出た個体のフレームからずれを計算します。例えば、狙いが48720で実際に出た個体が48750付近だったら、タイマーでは48690を狙えばいい、のようになります。あまいかおりが4.5秒から少しずれるなどもあるので、それも含めてここで調整しています。

3.5.個体を狙う
 いよいよ個体捕獲になります。シンクロを一番上にしてセーブし、3.4.と同様の手順で乱数調整します。このとき、目的の個体が出なくてもすぐにリトライせずに、毎回その個体のフレームがいくつなのかを確認することをオススメします。+10のところで安定しているのであればタイマーをー10する、などここでも結果から微調整することが重要です。
 見事狙いの個体を捕獲できたら、忘れずセーブしましょう(笑)


4.孵化乱数
4.1.個体の検索
 Emerald1.1で個体を検索します。「条件から検索」タブで「孵化」を選択。すると「両親の個体値を設定」のウインドウが出てきます。とりあえず両親の個体はともに理想値にして、個体値の条件を入力して「実行」します。このとき、「パターン1を調べる」のみにチェックを入れます。例として、A以外の5箇所をVに指定して見つかった個体である、2391Fのものを狙うことにします。

4.2.親の用意
 個体値の赤と青はそれぞれ、両親からの遺伝を表します。該当箇所の個体値を遺伝できるよう、親個体を用意します。厳選でも乱数でも構いません。
 オススメはメタモンを使うことです。かわらずのいしを使って性格を遺伝させやすいよう、性格と該当箇所の個体値に条件を付けて、前項の要領でメタモンを捕獲するのがいいでしょう。
 ここで、用意した両親の個体値を正確に測定して記録しておきます。遺伝の該当箇所以外のものも調べておきましょう。
 今回の例であれば、CDがVの親とSがVの親の組で用意しておきます。どちらが♀でも構いませんが、♀の方の性格は狙うものにしておくのがいいでしょう。(メタモン+何かで狙うときにはメタモンの性格を狙うものにする。)

4.3.爺前固定
 エメラルドの孵化の仕様は、タマゴができた(育てや爺さんが前に出た)瞬間に性格特性性別が決定し、そこから話しかけた後の「だいじにそだてなさいよ!」のメッセージを消した瞬間に個体値が決定します。この個体値決定の方を操作するのが今回のエメループです。前半部分でもエメループは可能なのですが、今回は扱いません。なので性格特性は自力で粘る必要があります。
 エメラルドではかわらずのいしの効果に制限があります。♂♀を預けた場合には♀、メタモン+何かを預けた場合にはメタモンに持たせた場合にのみ効果があります。なので、♀orメタモンの親は遺伝箇所の個体値に加えて性格も粘っておくのがよいでしょう。なお、特性に出やすさはないので、こちらは普通に1/2で粘る必要があります。こだわる人は性別も。
 というわけで、前に出てきた爺さんの前でセーブ→タマゴを受け取って中身を確認→望みのものならそのままリセット、望みのものでなければもう一度爺さんの前でセーブしてやり直し、を繰り返します。狙った性格特性性別のタマゴをもらえる状態でセーブしておきます。
 注意点として、親を預ける順番があります。エメラルドでは先親と後親は、文字通り預けた順番によって決まります。遺伝箇所を見ながら先親と後親がちゃんと一致する順番で預けるようにしましょう。

4.4.個体を狙う
 ここから乱数調整に入ります。3.4と同様に、エメタイマーに目的のフレーム、今回であれば2391を入れて「秒に変換」し、今回は「0秒早くカウント終了」と入力します。DSの電源を入れ直し、計測開始とともにDSの方でGBAのソフトを選択します。爺さんに話しかけて「だいじにそだてなさいよ!」のところで待機し、カウントが0になるタイミングでAボタンを押します。
 さて、ここからが後の世代に比べてめんどくさいところ。成功しているかどうかは実際にタマゴを孵化することでしか確認できません。孵化して個体値を確認します。
 エメループ君を起動します。まず「親A、B」のところに親の個体値を入力し「親の個体値で表示」にチェック。そして一番上の「目標」に狙いのフレーム数を、「前後表示」には自分の目押し精度に応じて適当な数字を、そしてポケモン名レベル性格を入力します。
 まず「リストを表示」すると文字通りリストが出力されます。レベルを5にして下の「能力値表示」を選択しておくことで、孵化直後に失敗していないかどうかが判定できます。
 失敗していると分かったとき。最初の数回は、どれくらいずれていたのかを把握してタイマーを調整するのがいいでしょう。ふしぎなアメで適当なレベルまで上げてレベルと能力値を入力して「能力値検索」します。「前後表示」の幅にもよりますが、ある程度レベルを上げれば候補が絞れるはずです。そこから逆算してタイマーの数字を調整しながら試行を重ねていきます。
 成功しているかもしれないとき。セーブしてからふしぎなアメで個体値を確認します。もし違う個体だったら爺前固定からやり直しましょう。

※途中まではEmerald1.1を使う前提で書いていたのですが、途中でエメループ君を使った方がいいことに気付いたのでごちゃごちゃした書き方になってしまっています。早めに修正します。


5.BV保存法
5.1.概要
 これは3や4と組み合わせて使うテクニックです。例えば3のところの例で48000くらいのフレームを待機するとサラっと書きましたが、冷静に考えてそんな待機時間の試行何度もやってられません。この待機時間を短縮するのがBV保存法になります。なんと、どんなに長い待機時間であっても、一度その待機をするだけで、2回目以降は待機時間を大幅に短縮することが可能となります。

5.2.BV撮影
 バトルドームに行きます。ここではわざと負けるので、連勝記録など気にする人は別のルールにしましょう。流石にシングルダブル50レベルオープンとあれば、1つくらい連勝数を気にしない区分があるはず。なかったら別の施設に行ってください。
 バトルドームに挑戦できる手持ちを3体用意します。内2体はおきみやげやだいばくはつなどで楽に自滅できるようにしておくのがいいです。いなかったらその辺の低レベルポケモンでいいです。準備できたら受付前でセーブします。
 エメタイマーに、狙うフレーム数から1000、あるいは1500くらいを引いた数字を入力します。3の例をBV保存法でやるのであれば、47000くらいを入力します。そして電源を入れ直し、同時にタイマー計測を開始します。そのままバトルドームにエントリーし、対戦直前のところまで進んでおきます。トレーナー固有のメッセージのところまでいったらそこで待機します。
 タイマーが0になる瞬間にAを押して戦闘に入ります。そしてそのまま負けます。降参するとBVが残せないので、降参はせず普通に戦って全滅するようにします。すると受付に戻されてセーブされるので、その後の選択肢でBVを保存するようにします。適当に連打していると保存されずに終わるので注意。

5.3.タイマーの調整
 3.4と同様にして、タイマーの微調整を行います。さばくのちかどうでメタモンか何かを捕まえます。シンクロは使用しません。
 エメタイマーの数字を1000にして、「秒に変換」し、「4.5秒早くカウント終了」。そしてスタートメニューの(トレーナー名)のところからフロンティアパスを開き、カーソルを「たいせんのきろく」に合わせておきます。タイマー計測開始と同時にAボタンを押してBVを流し始めます。そしてAを押した直後にすぐ、Bを押しっぱなしにします。するとすぐにBVが終了するので、そこからBで戻って、タイマーの数字が0になる瞬間にあまいかおりを選択します。出てきたポケモン(メタモンでなくてもよい)をGBAエンカウントで検索します。
 「初期seed」はそのまま「0x00000000」で、「表示範囲」はBV保存の際に待機したフレーム数+1000の前後適当な数字を入力します。あとは3.4と同様に、フィルターをかけて捕まえた個体のフレーム数を確認します。何度か捕まえて、だいたい近いところに集中しているのを確認しておくのがいいでしょう。
 出てきた個体のフレーム数ー1000が、BVのフレーム数となります。

5.4.乱数調整
 あとは普通に乱数調整をします。「たいせんのきろく」でAを押した瞬間に、BVを撮影したときのフレームからフレームが進み始めます。なので通常はソフトを起動するところからタイマー計測するところを、AボタンでBVを再生するところから計測開始します。5.3.で確認したフレームを目標のフレームから引くことで、タイマーの数字を設定します。そこからは同様に、あまいかおりでメタモンに遭遇するなり、育てやからタマゴを受け取るなりといったこれまでと同じ作業を行います。


6.注意点など
・基本的にはBV保存法を使うのがよい。
・BV再生中はフレームの進み方が変わる(2倍になるとかなんとか)ので、再生直後にBボタンを押しっぱなしにすることで、フレームの進みを制御する。
・めざめるパワーを使わないのであれば、孵化では73781フレームの6V個体を狙うのがいいでしょう。これ用にBVを撮っておけば、大体の孵化はそれで済ませられます。
・メソッドずれの原因はよく分かりませんが、数回続くようであれば、爺前固定やBV保存からやり直した方がいいでしょう。その意味で、目的の個体でないことが分かっても、どのフレームの個体であるのか毎回確認した方が効率がいいです。
・ポケモンによっては、通常と異なるmethodが出やすいものがいるそうです。報告例はいくつかあるようですが、自分で確認したものがあったらここに追記していこうと思います。

7.そのうち書く
・固定シンボル
・役に立ちそうなフレーム


参考文献
・つっかかり氏「乱数252振りする人向けのポケモン乱数調整」 http://tsukkakari.blog.fc2.com/blog-entry-56.html
・のるっち氏「そうだ、のるっちメモを書こう」 http://norucchi.blog.jp/archives/9048625.html
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ゲー研(TGA)所属。最近はトリプル、GBAシングルを中心にプレイしてます。色んなルールをやってる総合勢です。

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