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【一撃あり金銀】爆破速攻TA 2022

2022年07月18日 19:02

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55サンダー@きせきのみ
10まんボルト めざめるパワー(氷) ふきとばし ねむる

55ケンタロス@ひかりのこな
すてみタックル じしん つのドリル みがわり

55ガラガラ@ふといホネ
ホネブーメラン いわなだれ めざめるパワー(虫) つるぎのまい

50カビゴン@たべのこし
のしかかり じしん のろい じばく

50パルシェン@おうごんのみ
れいとうビーム のろい まきびし だいばくはつ

50マルマイン@はっかのみ
でんじは リフレクター ひかりのかべ だいばくはつ


【概要】
今回はケンタロスを使おうと決めた。今まで使う側としてはそこまで深く考えたことがなかったためというのと、加えてケンタロスが自然に入るタイプの構築は普段使わないことが多いので、自身の引き出しを増やしたかったという思いもある。
とはいえ、経験上、ケンタロスを毎試合のように選出して一撃技を打ちまくるような構築はさほど勝率を出せないというのも感じていた。それについてはこちらに記載している。
http://1192at.blog70.fc2.com/blog-entry-385.html
なので見方を変えて、幅広い相手に満遍なく勝率を出せるキャラとして見ることにした。WAやTAどうしの対戦ではよくあることだが、お互いどちらのエースを出すかの噛み合いで有利不利が大きく変わることになる。しかしケンタロスは特殊なポケモンで、確実に勝てる相手は多くないが確実に負ける相手も少なくはない。
参考までに、光の粉を持ったケンタロスが同レベルの一撃技を2回打てるとき、粉での回避も考慮すると、ケンタロス側の勝率は58.3%である。代表的なエースポケモンとの打ち合いを考えると以下のようになる。
 カビゴン :捨て身を2発耐えるので勝率は58.3%。
 サンダー :10万は2発耐えるので3発打て、勝率は70%。雷は一度身代わりを挟むことで2連続で命中させないといけなくなるので、2,3発は打てる。
 バンギラス:一撃技がなくても、地震で3発。
 ミルタンク:タイマンであれば、わずかではあるがケンタロス有利
https://kinginkousatu.hatenablog.com/entry/2021/12/25/005325
このような攻撃範囲を持ったポケモンはそういない。エースを任せるには勝率が心許ない部分もあるが、サンダーであっても雷を連打する場面はあるし、バンギラスも一発の爆裂パンチに賭ける場面はそれなりにある。(「金銀は耐久が高いので堅実に立ち回ることで低命中技の試行回数を稼ぎやすい」という言説があるが、実際のところは一撃技なしルールであっても、そう上手くいくかどうかは半々であると感じている。)
50レベルポケモンとの打ち合いを考えても、耐久の低いポケモンは捨て身2発で倒せて、硬いポケモンは逆に身代わりで起点にできるので、これも対応範囲は広い。

ここまで長所を述べてきたケンタロスというポケモンであるが、当然相手も意識しているはずであり、対策はされている。しかしこれも自分の経験上、ケンタロスを露骨に対策しようとすると尖ったポケモンに頼らざるを得ないことが多く、ケンタロスを出せない場合は裏に任せるということがしやすい。と、ここまで考えたところで、以下の有名構築の存在を思い出した。

55サンダー@薄荷
55ケンタロス@遺伝子
55ガラガラ@骨
50カビゴン@残飯
50パルシェン@黄金or麻痺直し
50マルマイン@奇跡

これは一撃技なしのルールであるが、一世を風靡した構築である。完成度の高さについては色々と言われているが、
・遺伝子ケンタロスを軸に、エース同士が補完している
・55と50の噛み合いを実現するのが難しいTA構成において、ほぼ全ての選出パターンが実用的であるほどに奇跡的なシナジーがある
・壁からのケンタロスやガラガラが軸でありながらサンダー昆布という別の攻め筋も持ち合わせている
といったところが特長である。
遺伝子か一撃かという違いはあるものの、高速身代わりポケモンや55カビゴンをガラガラで、格闘や高レベルスターミーを10万サンダーで対策しているという点では、一撃ケンタロスを使う上で理想的な構成である。元構築はフシギバナやブラッキーなどを苦手としているが、身代わりケンタロスは逆にそれらを起点にできるというのも嬉しい。
上記の通り、「奇跡的なシナジー」というのが元構築の最大の特長だと思っているので、下手に手を入れすぎないようにしつつも細部を検討していった。


【個別解説】
速攻系の構築であるため、事前のダメージ計算は連携を含めて普段より多めにしておいた。
※ダメージ計算の確率は基本的に、急所や命中率、追加効果を考慮していない値である。

145.png
55サンダー@きせきのみ
10まんボルト めざめるパワー(氷) ふきとばし ねむる

・55残飯サンダーを10万で47%で3発(残飯を持たない場合は確定3発)
・50スターミーを10万で確定一発
・まきびしが1回入った50フシギバナをめざ氷で45%で2発
・まきびしが2回入った50フシギバナを確定2発
・50ガラガラをめざ氷で2発
・まきびしが1回入った55ガラガラをめざ氷でほぼ2発
・55サンダーの雷をほぼ2耐え

採用理由から、身代わりスターミーに起点にされない10万での採用。攻撃的な構築である故に搦め手への対策がおろそかになりがちだが、吹き飛ばしによって最低限の対策が仕込めているのも大きい。
なお、一撃技ありのルールでは、一撃技を使えるポケモンのメロメロ+身代わりという型がいくつか存在する(リザードン、ラプラス、カメックスなど)。サンダーはそれらに対し、メロメロも地割れも無効にでき、電気技の通りがいい相手が多いということもあり、強力な対策となれる。地割れの一貫を切るというのは、1つの重要なポイントである。
持ち物はマルマインに奇跡を渡してサンダーは薄荷とすることが多いように思うが、今回はサンダーに奇跡を回した。以下のようなケースを想定している。
・ミラーで威張るから入られる
・カビゴンののしかかりで麻痺する
・50スターミーに同速負けして電磁波を打たれる
・ハガネールやブラッキーなどの毒で消耗する


128.png
55ケンタロス@ひかりのこな
すてみタックル じしん つのドリル みがわり

・55めざ氷ライコウを地震で80%で2発
・55バンギラスを地震で3発
・50黄金ムウマを地震で3発
・50ナッシーをパルシェンの冷凍+捨て身で倒す
・55カイリキーのクロスチョップを確定耐え
・55サンダーのめざパを身代わりがほぼ耐える
・55サンダーの雷を壁下で3耐え
・55サンダーの10万を92%で2耐え
・55ライコウの10万を2耐え
・50フシギバナの葉っぱカッターを身代わりが耐える
・50エアームドのドリルくちばしを身代わりが耐える
・50カビゴンのA+1のしかかりを壁下で身代わりが耐える
・55バンギラスの雪崩を80%で3耐え
・55バンギラスの噛み砕くを44%で3耐え
・55バンギラスの雪崩+爆裂パンチを確定耐え
・55バンギラスの噛み砕く+爆裂パンチを確定耐え

型としては定番のものなので特筆事項なし。
立ち回りで事前に想定したのは以下の点。
・50カビゴンには1度鈍いを積まれても壁下であれば身代わりを残せるので、マルマインとの連携を意識する。鈍いがない場合はドリルを打たずとも連携で倒せる。
・サンダーに対してはドリルから入る。雷だった場合は身代わりを一度挟む。
・バンギラスに対しては爆裂パンチを打たれる可能性があるので身代わりから入る。身代わり+噛み砕く2発を耐えるので、地震3発で勝てる。
・ムウマは対面であれば地震3発で倒せるので引く必要がないどころか有利。黒い眼差し+滅びの歌+道連れをされる前に倒せる。


105.png
55ガラガラ@ふといホネ
ホネブーメラン いわなだれ めざめるパワー(虫) つるぎのまい

・50カビゴンにホネブーメランをカウンターされても耐える
・50ムウマをホネブーメランで確定一発
・50パルシェンをA+2ホネブーメランで一発
・52スイクンをA+2ホネブーメランで一発
・55カビゴンをホネブーメランでほぼ2発
・55フーディンをホネブーメランでほぼ1発
・55ミルタンクをA+2ホネブーメランで80%で一発
・55バンギラスをホネブーメランで29%で一発
・まきびしが1回入った55バンギラスをホネブーメランで確定一発
・55ミルタンクのA+1恩返しをほぼ2耐え(リボンを持っている場合は2発耐える確率が17%)

ガラガラというと50でも十分な火力を出せるポケモンであるが、レベルを割く利点もある。最も代表的なのは対55カビゴンで、タイマンで勝てるようになる。(逆に言うと、50ガラガラは55カビゴンにタイマンで負けるわけである。)他にも55フーディンを一発で倒せるようになり、耐久も底上げされるので、50ガラガラとはまた違った使用感になる。
これも定番の構成。採用理由から、メインウエポンは地震でなくホネブーメラン。命中不安だが、仕方ない。
めざ虫のところだけ検討の余地があるが、全体的にナッシーが重いので、この構築ではめざ虫が最優先であると感じた。次点の候補はカビゴンの自爆をかわせる身代わりだったが、上手く使える気がしないので断念した。
余談だが、55ガラガラがめざ虫以外の技を持つ意義の1つは、AB個体値を15で使えることにある。特に55ミルタンクからの被ダメージやバンギラスへのメインウエポンのダメージ乱数が変わってくるので、周りの面子次第ではそういった使い分けを心がけたい。
また、55ミルタンクとの対面は型次第であり、相手がリボンを持っていた場合は打ち負ける。が、一撃技ありの環境では粉分身をする型も少なくなく、その場合は攻撃が当たれば打ち勝てる。


143.png
50カビゴン@たべのこし
のしかかり じしん のろい じばく

・55カビゴンを自爆で92%で一発
・55ミルタンクを自爆で85%で一発
・55サンダーの雷を70%で3耐え

催眠耐性がないことを除けば、カビゴンの単体性能はこれが最強の型だと思っている。相手の鈍いに鈍いを合わせて自爆する必要があるため、鈍いと自爆は必須。サブウエポンも、ムウマやバンギラスに通る地震。
強すぎて、今更語ることは特にない。


091.png
50パルシェン@おうごんのみ
れいとうビーム のろい まきびし だいばくはつ

・55ケンタロスを大爆発で15%で一発
・まきびしが1回入った55ケンタロスを大爆発でほぼ一発
・50ガラガラのA+2地震を確定耐え
・55(リボンなしの)ミルタンクの恩返しを4耐え

パルシェンの型選択としては、まきびしと大爆発は確定で、残りは選択の余地がある。メインウエポンは、ナッシーを大きく削れて追加効果の強力な冷凍ビーム。サブ技は、相手の鈍い持ちに鈍いを合わせて爆発するための鈍いとした。リフレクターを持つことで相手の壁マルマイン+55ガラガラの展開の対策になるのだが、鈍いがないと相手の50カビゴンに鈍いをされるだけで終了する構築となっているので、パルシェンから鈍いは切れなかった。持ち物はのしかかり対策の麻痺直しの実も候補ではあったが、単純に数値を伸ばせる黄金の実を素直に採用。
カビゴンの鈍い自爆は55カビゴンに合わせることを意識しているが、パルシェンの鈍い爆発は50カビゴンに合わせることを主に意識している。それほどまでに、鈍いカビゴンというのはシンプルかつ強力なポケモンなのである。


101.png
50マルマイン@はっかのみ
でんじは リフレクター ひかりのかべ だいばくはつ

・55フーディン抜き
・55フーディンを大爆発で確定一発
・50残飯カビゴンを大爆発+ケンタロスの捨て身でほぼ倒せる(残飯がない場合は確定)
・55ガラガラを大爆発+ケンタロスの捨て身でほぼ倒せる
・55ガラガラを大爆発+サンダーのめざ氷で確定で倒せる
・50黄金ナッシーを大爆発+ケンタロスの捨て身で倒す
・55バンギラスの地震を確定耐え(壁下では98.5%で2耐え)
・55めざ虫ガラガラの地震を壁下で69.2%で耐える

マルマインはやることが非常にわかりやすい一方で、型選択は頭を悩ませがちなポケモンである。10万ボルトと大爆発は確定で、電磁波、リフレクター、光の壁から1つを切らないといけない。この構築においては、まず電磁波とリフレクターは必要であると感じた。電磁波はカビゴンやナッシーに入れることで裏の負担を軽減する他、55サンダーや55ミルタンク、その他身代わり持ちポケモンに対して入れるシチュエーションが想定される。リフレクターはケンタロスが身代わりを残す動きをサポートできる。最もメジャーな鈍い持ちであるカビゴンに対し、リフレクターがあれば鈍いを1度積まれてもケンタロスの身代わりがのしかかりを耐える。
なので光の壁を切ろうかとも思ったが、ケンタロスガラガラともに光の壁のサポートが必要な場面もあるため、今回は思い切って10万を切ることとした。10万を切るデメリットは主に2点ある。
・スイクンやパルシェン、エアームドと殴り合えない
・リザードン、ラプラス、カメックスといった電気弱点の身代わり持ちの起点にされる
前者については、パルシェンやエアームドが素直にマルマイン前で動いてくれることはないので、そこまで問題にはならないと思っている。パルシェンには電磁波が入ればガラガラが上から殴れるので、まあよし。お互いラス1でこれらのポケモンと対面すると負けてはしまうのだが、マルマインを意識的に残さない限りそうはならないので、むしろマルマインは最後に残さないようどこかで爆発することを確実に意識するというように立ち回りで回避する。どちらかと言うと後者の方が問題で、カビゴンやパルシェンが起点にされがちなので、50全員が起点にされるというケースが起こりうる。せっかく性別不明であるのに、メロメロ身代わり対策になっていない。これについては、なんとかカビゴンで鈍いを積むか交代読みでマルマインを合わせる、あるいは爆発で起点回避してエースを対面させるなど立ち回りでカバーしようと考えていた。
ダメージ計算としては、爆発とエースの攻撃を合わせた計算を多めにしておいた。ケンタロスもサンダーも上から殴りやすいポケモンであるため、ターンカットも相まって確実な詰めをしやすい。
持ち物はサンダーに奇跡を譲ったので薄荷。麻痺も直したいが、ナッシーに突っ張って麻痺を入れられることが重要。


【選出・立ち回り】
まずはケンタロスを選出できそうか考える。露骨な対策ポケモンがいれば大抵見せ合い次点で察しが付くので、その場合はサンダーかガラガラに任せる。こちらはエースを3枚用意しているため、相手のエース2体ともに有利を付けられる選出を意識したい。
レベル50の選択としては、マルマインを選出した場合は地面や50鈍いカビゴン意識のパルシェンと同時選出したい。カビゴンと同時選出する場合は早めの電磁波リフ爆発で後続につなぐことも視野に入れる。
先発はマルマインかパルシェンであることが多い。電磁波やまきびしを撒きながら軽くサイクルを回して消耗させ、機を見てエースを降臨させる。このとき、
1.カビゴンかパルシェンで爆発して一対一交換する
2.マルマインを出して適切な補助技を使って爆発
3.ケンタロスかガラガラを出して相手の1.5体分を削り切って勝ち
という手順を意識したい。カビゴンはラス1に残しておいても十分仕事ができるが、パルシェンやマルマインはそうでないので残さないよう切るタイミングを注意する。
例外的に、サンダーカビゴンパルシェンという選出の場合は、サンダーを先発に置くこともある。サンダーパルシェンマルマイン選出であれば、パルシェンの不利対面からマルマインに引きやすいのでパルシェンから入ってよい。


【対戦結果】
・みなみさん 負け
55サンダー 50ハガネール 50ムウマ (55カビゴン 50スイクン 50ナッシー)
パルシェン サンダー カビゴン

ケンタロスで行けそうにも見えたが、相手の50ポケモンを出汁に55サンダーを通せそうにも見えたのでそちらを選択。
早めにまきびしを撒こうとパルシェンから入ったものの、サンダーとかち合って最悪の出だし。しかもカビゴンでなくサンダーで来たので昆布も何もあったものではない。爆発をムウマに透かされるなど終始噛み合わず、最終的にはサンダーミラーで負け。
選出が全くもって良くなく、せめてカビゴンではなくマルマインを選出すべきだったし、普通にケンタロス選出でよかった。もっと割り切ってケンタロスを出して行こうと割り切りを決めた初戦であった。


・ナベリアンさん 勝ち
50カビゴン 50ムウマ 55サンダー (55カイリキー 50パルシェン 50ハガネール)
マルマイン ケンタロス パルシェン

カイリキーがいるのでサンダーで行きたくなるが、先ほどの反省を活かしてケンタロス選出。ケンタロス対カイリキーも、確率的には有利なくらいである。カビゴンを出す必要性を感じなかったのでマルマインとパルシェン。
序盤の数ターンの動きでカビゴンに鈍いがなさそうなことが分かったので、比較的悠長に動ける。麻痺+リフレクターでケンタロスカビゴン対面を2度作れたので、そこからドリルの試行回数を稼いで勝ち。


・とりやまさん 勝ち
50ハガネール 55サンダー 50ナッシー (55スターミー 50カビゴン 50ムウマ)
マルマイン パルシェン サンダー

同じような50の面子と当たり続けてゲンナリしてくる。そして厄介なことに、55スターミーがいるのでサンダーを出したいが、相手にも55サンダーがいる。とはいえスターミーを出されるとまずいので、仕方なくサンダーを出す。
序盤にパルシェンとハガネールで一対一交換し、マルマインの爆発とサンダーのめざ氷でナッシーを処理してサンダーミラー……としようとしたのだが、ナッシーの爪爆発がサンダーに直撃してしまう。終わったと思ったが眠るで回復し、こちらのサンダーが10万を急所に当てて勝ち。


・ゴッドアルスさん 勝ち
50マルマイン 55カイリュー 50カビゴン (55バンギラス 50サンダー 50フシギバナ)
マルマイン ケンタロス カビゴン

全体的にケンタロスの通りがいいのでケンタロス選出。カイリューを殴れるパルシェンも出したかったが、電気2枚とバンギラスに牽制されている。
序盤にマルマインどうしで一対一交換し、そしてカビゴンどうしでも一対一交換をしようとしたところ、自爆を守られてしまう。終わったと思ったがドリルを複数回当てて捲って勝ち。
自爆を守られたターンは、まだ余裕があったので守るの可能性関係なく鈍いを積んでよかったと反省。


・KGさん 勝ち
50カビゴン 50サンダー 55スターミー (55ハガネール 50ヘラクロス 50パルシェン)
サンダー カビゴン パルシェン

またしても55スターミー。今度は55ハガネールが一緒にいるのでサンダーを出したくはないのだが、相手目線ではスターミーを出したいと思うはずなので、サンダーで行くことに。初手スターミーが厳しいのでサンダーから入る。
序盤から急所と追加効果でパルシェンが機能停止するも、なんとか相手のカビゴンを自爆まで持っていく。すると相手のサンダーをこちらのサンダーの急所で処理し、ラストがスターミーだったのでそのまま勝ち。


・たこさん 勝ち
50パルシェン 55ミルタンク 50カビゴン (55エレブー 50ムウマ 50ガラガラ)
マルマイン ケンタロス パルシェン

全体的にケンタロスが刺さっているので、ケンタロス選出。
相手の50がカビゴンとパルシェンだったので、こちらのパルシェンで流し続けて消耗させる。鈍いパルシェンで相手のパルシェンの爆発を耐え、ミルタンクの分身をかいくぐり鈍い爆発を当てて1-2交換に成功。ラストはマルマインの爆発+ケンタロスの捨て身でカビゴンを倒して勝ち。


・のりすけさん 勝ち
50カビゴン 55ミルタンク 50ナッシー (55スターミー 50サンダー 50ムウマ)
マルマイン サンダー カビゴン

なんかスターミー多くないか?ミルタンクの捌き方に不安は残るが、電磁波マルマインを残すように注意してサンダー選出。
鈍いカビゴンが相手の自爆とナッシーサイキネを耐えて、1-2交換に成功。ラストのミルタンクには電磁波を入れ、そこから分身を絡めて結構粘られるが、こちらも粘って急所を引いて勝ち。1戦を残して予選抜けが決まり安堵。


・ルイピカさん 負け
50カビゴン 50ゲンガー 55リングマ (55カメックス 55サンダース 50サンダー)
マルマイン ガラガラ カビゴン

カメックスとサンダースで強烈な二択を迫られている。サンダーを出してサンダースを出されるとどうしようもなくなるが、ガラガラを出してカメックスを出された場合は壁爆発でまだ戦えるので、そちらを選択。経験上55ポケモンのハイドロは50ガラガラをちょうど一発くらい(ニョロボンやドククラゲなど)だと覚えていたので、55で壁が残っていれば2発耐えて打ち合いで勝てると判断。(後から計算したら見立て通りだった。)
こちらのカビゴンで荒らそうとしたら、ゲンガーで出てきたので一対一交換。壁を残してガラガラを死に出しして詰めたかと思ったが、ホネブーメランを外して自爆を食らって負け。


・ハバンさん 勝ち
50ブラッキー 55ラプラス 50サンダー (55カイリュー 50カビゴン 50ハガネール)
サンダー カビゴン パルシェン

全体的にサンダーが刺さっているのでサンダー選出。
初手で対面したブラッキーが影分身をしてきたところで全てを察する。無事吹き飛ばしを当て裏のラプラスが割れ、相手はブラッキーを切ってサンダーを出してくる。こちらがカビゴンを投げるとリフレクターを貼られ焦るが、鈍い自爆を交代際ラプラスに当てることに成功して半分削る。相手のサンダーの電磁波を奇跡でカットしてサンダーで詰めて勝ち。
終わってみれば、サンダーの型選択が何もかも刺さっていた。持ち物を奇跡に決めたことが勝ちにつながってよかった。


・しのぶさん 負け
50ガラガラ 55ケンタロス 50パルシェン (55フーディン 50カビゴン 50ムウマ)
マルマイン パルシェン ガラガラ

パルシェンはいるが、フーディンを意識してガラガラ選出。
初手は不利対面となったが、なんとか両壁を残してガラガラを場に出すことを成功。しかし剣舞を積んでいる間にホネブーメランを急所に食らって敢え無く負け。急所がなくてもどのみちガラガラのHPが持たずに負けていたようには思う。
結果的にケンタロス選出でもよかったが、なんとも言えない。


・ゴールドさん 負け
50パルシェン 55カビゴン 50ハガネール (55サンダー 50スイクン 50ムウマ)
マルマイン ケンタロス パルシェン

ケンタロスかガラガラか迷ったが、サンダーを出されるとガラガラでは苦しいのでケンタロスを選択。
序盤は有利対面からケンタロスハガネール対面を無償で作れたが、身代わりから入ったところ吠えるで流される。そのままサイクルを回す中で、さすがにドリルで3体倒すのは現実味がないので、なんとかパルシェンだけでも削り切って残り2体をドリルで倒すことを狙う。途中相手のリフレクターに上手いことかわされてしまったが、なんやかんやでケンタロスvsハガネールカビゴンまで持ち込む。が、ドリルが全く当たらずに負け。
明確によくなかったのは、最初のケンタロスハガネール対面でドリルから入らなかった(いきなり爆発はないだろうと割り切ってよかった)ことと、最後のマルマインパルシェン対面でリフレクターを選択しなかったこと。電気技を切った弊害が出たようにも見えたが、あっても状況はさほど変わらないので、結局最後にリフレクターを選択できたかどうかが問題。
サンダーが出てこないと思うのであればガラガラ選出でもよかったが、そこまで割り切れなかった。


【感想】
第8回ヒストリアカップにて使用し、予選抜け、決勝トーナメント2回戦と3位決定戦で敗退し、4位となった。

・速攻系の構築にはあまり馴染みがなかったが、事前にある程度練習しておいたおかげで人並みには扱えるようになってよかった。
・ダメージ計算結果を色々と頭に入れることができたのも自身にとってプラスになった。
・場を整えてケンタロスを出す、ドリルだけでなく捨て身を絡めた連携も意識して立ち回る、といった使い方ができて、ケンタロスの使い方も上手いことできたのではないかと思う。
・既存の構築をベースにはしているものの、細部の調整は概ね上手くいったと思う。サンダーの持ち物のおかげで決勝トーナメントの試合を拾えたのがよかった。
・マルマインは極端な技構成としたが、どの技も使ったのでやはり切る技は難しい。10万を切ったことで案の定カメックスやラプラスに大して困ったが、なんとかカバーできたので、これでよかったとは思っている。
・サンダーやケンタロスを選出した試合は概ね勝てているが、ガラガラは二度出して二度負けているので、ここはまだ不慣れなところが出てしまっただろうか。

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>カメックスやラプラスに大して困ったが

大して→対して

2022年07月19日 22:33 | URL | | 編集

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ゲー研(TGA)所属。最近はトリプル、GBAシングルを中心にプレイしてます。色んなルールをやってる総合勢です。

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