【金銀】バランスパ考察
2018年01月13日 18:52
52-52-51のようなレベル編成を中心に組まれた通称バランスパ。
ある程度構成員、戦術は決まっていることが多いので、それらについて述べていく。
レベルを上げることによる意義はいくつか考えられるが、
・ミラー含めて素早さを調整する
・51以上のレベルで覚える技を使える
・ダメージ計算結果が変わる
などが主な理由であろう。また、一撃ありルールではレベル50の一撃技を無効化できることは大きな利点となる。
【前提】
・一撃の有無は特にどちらかに寄せて考察しているわけでもなく両方考慮している。
・クリスタルまで解禁されているものとする。
ある程度構成員、戦術は決まっていることが多いので、それらについて述べていく。
レベルを上げることによる意義はいくつか考えられるが、
・ミラー含めて素早さを調整する
・51以上のレベルで覚える技を使える
・ダメージ計算結果が変わる
などが主な理由であろう。また、一撃ありルールではレベル50の一撃技を無効化できることは大きな利点となる。
【前提】
・一撃の有無は特にどちらかに寄せて考察しているわけでもなく両方考慮している。
・クリスタルまで解禁されているものとする。
【個別解説】
・ブラッキー
想定レベル:52
レベル52にすることで月の光を使用可能。
最大の武器は黒い眼差し+バトンタッチコンボで、物理を捕まえて甘えるで弱体化させて後続に繋ぐ。月の光を持つこのでこの動きを安定させられる。
後に紹介するいくつかのポケモンとのシナジーがあり、個人的にはバランスパの要であると感じている。
・ゲンガー
想定レベル:52
レベル52以上でレベル55の100族、特にサンダーを抜くことが可能。また、レベル50の115族、特にスターミーを抜ける。
攻撃範囲が広く、黒い眼差しと道連れ、滅びの歌、爆発によって確実に役割遂行することができる。
・ムウマ
想定レベル:51,52
特にレベルを割く意義はないが、ブラッキーやゲンガーとのシナジーがある。ゲンガー同様道連れ戦術が得意なので、相手のエースなど狙った相手を確実に連れていきたい。
・スターミー
想定レベル:51
レベル51以上でレベル55の100族、特にサンダーを抜ける。サンダーを抜いて身代わりを持つことで、雷サンダーに抗うことができるようになる。電磁波要員でありながら地面に強く、怪しい光+身代わりで自身も勝ち筋となれる。こちらも構築の軸になれるポケモンである。
・ライコウ
想定レベル:51
スターミーと同様、サンダー抜きが可能。またリフレクターを覚えるのもレベル51以上である。こちらも対サンダーを任せられ、また撒きびし+吠えるで耐久に甘い相手は崩しにいける。
・フーディン
想定レベル:52
レベル52以上でレベル55の110族、特にケンタロスを抜くことが可能。アンコールや電磁波などによって構築の潤滑油となることが期待される。
・パルシェン
想定レベル:52
レベル52以上でバンギラス抜きが可能。レベル50であれば上から岩雪崩を撃たれているだけで辛かったが、波乗り+黄金の実まで持てば強弱関係を逆転できる。
非バランスパであっても撒きびしや爆発によって構築の要となることも多いポケモンであるため、同様の活躍が期待される。
・カビゴン
想定レベル:51
言わずと知れた第2世代最強ポケモン。レベル50カビゴンに対して確実に先手を取れるという利点もある。
・ガラガラ
想定レベル:51
明確にレベルを割く意義はないが、低レベルでありながら決定力を発揮できる貴重なポケモンであるため、電磁波サポートなどある場合には軸として採用したい。
・スイクン
想定レベル:52
まともに受けにいくことが困難なバンギラスやガラガラと戦えるポケモン。神秘の雫を持てばバンギラスを波乗りで5割程度の確率ではあるが2発。光の粉を持てばさらに粘り強くなれる。
・サンダー
想定レベル:52
レベル52程度あれば撒きびしを絡めることで55残飯カビゴンも十分突破できる。
【戦術】
55-50-50編成と比べて火力を押し付けにくいため、補助技を用いた搦め手を中心に戦っていく必要がある。構築を組むにあたって意識したい戦術を以下に挙げていく。
・ダブルロック
ムウマやゲンガーなどの黒い眼差し+滅びの歌に対しては、吠えるや吹き飛ばしが対策として知られている。これに対して、黒い眼差し持ちが2体いれば、
飛ばし役繰り出し→黒い眼差し→滅びの歌→吠える吹き飛ばし
と遷移したときに、もう一体の黒い眼差し持ちが場に出れば、やがて相手の飛ばし役は滅びを避けるために退かなければいけないのでその交代際に黒い眼差しを使うことができる。このようにして、飛ばし役の周りのポケモンから滅ぼしにいくことができるという連携。
・ダブルゴースト
寝言カビゴンなどゴーストに無抵抗なポケモンはブラッキーやヘルガーといった追い打ち持ちと組むことも少なくないが、ゴーストに対して出てきた追い打ち持ちをゲンガーの爆発で相討ちにして、そのまま相手のエースをムウマで道連れにする戦術。
・ブラッキー+フーディン
カビゴンやガラガラをブラッキーで捕まえて、甘えるを撃っている間に鈍いや剣舞を積まれることがある。補助技を使っているタイミングでアンコールフーディンにバトンすることで、補助技をアンコールして突破することが可能。
・ブラッキー+スターミー
電磁波スターミーではあまりシナジーはないが、悪夢持ちの場合は眠ってくるカビゴンに対して高い確率で突破を狙える。ブラッキーでカビゴンを捕まえて甘えるで弱らせてから悪夢スターミーに繋ぐことでカビゴンを処理することが可能。
【サンプル】
52 ブラッキー@きせきのみ
くろいまなざし バトンタッチ あまえる つきのひかり
52 ゲンガー@まひなおしのみ
10まんボルト れいとうパンチ みちづれ だいばくはつ
51 ムウマ@はっかのみ
でんじほう or ねむる くろいまなざし ほろびのうた みちづれ
51 スターミー@たべのこし
なみのり あくむ あやしいひかり みがわり
51 カビゴン@ひかりのこな
のしかかり ばくれつパンチ ねむる ねごと
51 ヘラクロス@ピントレンズ
メガホーン じしん ねむる ねごと or のろい
バンギラスやゲンガーを受けるためにヘラクロスを採用。それ以外は上記で解説した型、戦術が詰め込まれている。ヘラクロスの枠をフーディンにすればより色々とシナジーが生まれると、さすがに破綻する部分が多そうなので諦めた。スイクンでもよいかもしれない。その際は
52 スイクン@しんぴのしずく or ひかりのこな
なみのり れいとうビーム ねむる ねごと
のようになるか。ヘラクロス→スイクンとすると対鈍いが怪しくなりそうなので、そこは周りの補助技で頑張る。
【参考】
http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20120417#1334591652
http://island.geocities.jp/majinjima/party/balance.htm
http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20120721#1342796737
http://d.hatena.ne.jp/undead_princess/20120403#1333388069
http://1192at.blog70.fc2.com/blog-entry-274.html
http://d.hatena.ne.jp/stoic4486/20170503/1493825113