【デデンネ絶対選出バトルロイヤル】トノラグ偽装失敗構築
2017年03月06日 19:56






配置を気にする勢としては、時間切れ対策でデデンネを1番目に置かないといけないのが不服。
デデンネ@オボンのみ
174-x-99-101-107-121 (ほおぶくろ)
10まんボルト どくどく リサイクル まもる
化身ボルトロス@いのちのたま
155-x-90-177-100-179 (まけんき)
10まんボルト めざめるパワー(氷) ヘドロばくだん くさむすび
ニョロトノ@こだわりスカーフ
166-x-95-142-120-134 (あめふらし)
ねっとう ハイドロポンプ れいとうビーム ほろびのうた
ラグラージ@ミズZ
207-x-110-150-111-80 (しめりけ)
ハイドロポンプ れいとうビーム だいちのちから どくどく
ガブリアス@ドラゴンZ
183-135-115-132-106-169 (さめはだ)
りゅうせいぐん だいちのちから かえんほうしゃ がんせきふうじ
メタグロス@メタグロスナイト
159-192-171-x-132-178
アイアンヘッド バレットパンチ れいとうパンチ じしん
※本構築を使用した段階ではまだラグラージナイトが解禁されていなかったのですが、そのことに全く気付かないままオフ会当日に臨むこととなってしまいました。以下の文章はそのつもりで読んでいただければ幸いです。
そもそもバトルロイヤルを一切やったことがなかったため、まずはどんなポケモンがいそうなのかを考えた。その結果、6世代ダブルで脅威の使用率を誇り、デデンネに耐性を持つ霊獣ランドロスがやはり人気なのではないかと考えた。また、その霊獣ランドロスとデデンネの両方に強いポケモンとしてラグラージが浮かんだため、ラグラージの採用から構築をスタートした。
ここで気になるのが、デデンネを除くと2体しか選出できないという点である。パワーを考えたときに、メガシンカとZ持ちは少しでも多く選出に組み込みたい。そこで、多くの試合で選出できるようなメガシンカポケモンを探すか、あるいは2メガとして使い分けることを考える。
バトルロイヤルで強いポケモンはどのようなポケモンか考えたところ、「相手にワンパンされにくく、上から強烈な打点をたたき込めるポケモン」であると考えた。相手を倒さないと加点されないため積極的に攻撃する姿勢を見せたく、かといって紙耐久では相手の加点要素となってしまう。「倒せるけど倒されるポケモン」では結局不安定になるだけだと考えた。そして、理想の条件を満たしたメガシンカポケモンとして、メタグロスを採用した。相談不可ということもあり地震を撃ちにくいルールであるため、よりその硬さが際立つ。また、メガシンカ前は威嚇無効であり、冷凍パンチでランドロスを処理できるというのも魅力である。
ラグラージをメガシンカで採用してもよかった(とその当時は考えていた)が、メタグロスと同時選出する可能性が十分あり得ることから、こちらをZクリスタル持ちで採用。そして、見た目メガラグラージっぽくなるだろうと考え、見せポケとしてニョロトノを同時に採用(したが全く偽装できていない)。
ラグラージは有利不利がはっきりしがちなので、Zクリスタル持ちはもう一体くらい採用したい。ラグラージの代わりに出すということは、このポケモンもデデンネと予想される取り巻きに強めのポケモンである必要がある。そこでデデンネの上を取れて広い範囲と撃ち合える高速ポケモンであるガブリアスを採用。地震を撃たなくて済むように特殊型での採用。
ラストは1体くらい浮いているポケモンが欲しかったため、メタグロスとの相性補完がよく攻撃範囲の広いボルトロスを採用。デデンネの上を取るため、霊獣ではなく化身。先に述べた避けたい要素である「倒せるけど倒されるポケモン」となってしまっている気もしたが、火力と硬さと早さを全て兼ね備えたポケモンなどそうそういないので、多少は妥協する形となった。

デデンネ@オボンのみ
174-x-99-101-107-121 (ほおぶくろ)
10まんボルト どくどく リサイクル まもる
・C177ボルトロスの珠ヘドロ爆弾を15/16耐え
毒々による加点を狙った型。相手に加点されないよう、リサイクルでの場持ちの良さを評価。配分はよくわからなかったのでBD方面ともになんとなく硬めのもの。

化身ボルトロス@いのちのたま
155-x-90-177-100-179 (まけんき)
10まんボルト めざめるパワー(氷) ヘドロばくだん くさむすび
・CS振り切り
・H振りデデンネをヘドロ爆弾で確定一発
幅広い相手を殴れる化身ボルトロス。テラキオンや、自分と同じようにラグラージやトリトドンを採用している人を意識して気合玉でなく草結びを採用した。
特性は悪戯心の必要がなかったため、相手に余計な読みを強要できる負けん気で採用。初手負けん気発動からのヘドロ爆弾でデデンネワンパンがその日一番気持ちいい出来事だった。

ニョロトノ@こだわりスカーフ
166-x-95-142-120-134 (あめふらし)
ねっとう ハイドロポンプ れいとうビーム ほろびのうた
・CS振り切り
・最速130族抜き
見せポケとしての採用。デデンネがひしめく環境下でもしっかり動かせるよう、スカーフでの採用。型自体も特筆するようなこともない。

ラグラージ@ミズZ
207-x-110-150-111-80 (しめりけ)
ハイドロポンプ れいとうビーム だいちのちから どくどく
・HC振り切り
攻撃範囲は水地面氷で十分だったため、耐久系に刺さる毒々を採用。デデンネと合わせて詰めにいくこともできる。何度か触れているように、地震を撃ちにくいルールであるため、特殊型での採用。配分はよくわからなかったので全振り。
特性は、爆発で場を荒らされてペースを握られないよう、湿り気での採用。

ガブリアス@ドラゴンZ
183-135-115-132-106-169 (さめはだ)
りゅうせいぐん だいちのちから かえんほうしゃ がんせきふうじ
・CS振り切り
デデンネの上を取れるよう、臆病CSでの採用となったが、H振りデデンネを大地の力で7/16、無振りランドロスをZ流星群で5/16と絶妙に足りていない。
特性は、特に砂パが強いとも感じなかったため、素直に鮫肌。

メタグロス@メタグロスナイト
159-192-171-x-132-178
アイアンヘッド バレットパンチ れいとうパンチ じしん
・C194サザンドラの悪の波動確定耐え
絶妙な早さと火力、硬さを両立した、かなり理想的なポケモンである。技を外さない上に上からアイアンヘッドを撃てるため事故を誘発しやすいという利点もある。鋼に手が出せないので地震を、カプ・コケコやマニューラといった超高速ポケモンに撃つためのバレットパンチを採用。思念の頭突きはそう必要でもないと判断。
【感想】
ラグラージナイト未解禁を見落としていたのはもはやこの際仕方ないとして、結果ラグラージは1度も選出することなく終わってしまった。キノガッサやカミツルギといった草タイプを見るだけで選出する気がなくなってしまったので、いっそリンドを持つくらいでよかったのかもしれない。とはいえ、他のポケモンは早さがやはり偉かったと感じたので、中速で耐えて反撃するタイプのポケモンの限界はこんなものかという感じはする。
最大の反省点はデデンネの型選択である。「パワーを考えたときに、メガシンカとZ持ちは少しでも多く選出に組み込みたい。」とは言ったものの、デデンネをZ持ちにすることでより柔軟に構築や選出を考えられるということをすっかり見落としており、それに気付いた頃にはもう構築を考え直す余裕がなかった。しかも、自分が強いと判断した要素である「相手にワンパンされにくく、上から強烈な打点をたたき込めるポケモン」という条件にほとんど全く合致しない型で採用してしまったため、案の定全く強くはなかった。どうせ足を引っ張るのだからクッションとして使えればよいかと思っていたのだが、甘かった。「最後まで生き残ったプレイヤーが勝利」ならまだしも、「誰かが全滅した時点で終了」なのだから、もっと前のめりな型を集めるべきだった。(その意味では、デデンネ以外の型は割とよかったとは思う。)
特定のポケモンを必ず採用するor極めて採用率が高いルールでは、そのポケモンの型選択がかなり重要であるということはわかっていたつもりだったが、またしてもここを外してしまった。
また、全体として守るをほぼ採用しない構築となったが、いざやってみると守りたい場面はそれなりにあった。
全体的にデデンネに強めのポケモンを集めた形となっているが、敢えてデデンネに弱めのポケモンを何体か採用するのもアリだと感じた。おそらく多くのプレイヤーがデデンネに強いポケモンを採用して構築を組むはずなので、そんな中でデデンネに役割を背負わせるというのは、一見デデンネが活きるように見えて立ち回りを窮屈にさせる効果もある。メガリザードンYあたりを見ていてそう感じた。(果たしてメガリザードンYがデデンネに弱いポケモンなのかどうかは知らない。)
ちなみに、当日ペアを組んだみろうさんの構築は
デデンネ ガブリアス カプ・テテフ キュウコン ポリゴンZ シルヴァディ
だった。天候持ちが被ってしまっており、「ニョロトノが見せポケであることが伝わってくれ」と叶いもしない祈りを捧げていた。
後から話を聞くと「メガラグラージを警戒していた」という声もちらほらあったため、多少なりとも偽装した効果はあったかなと思う。
この記事だけで多分一生分の「デデンネ」という文字を打ったと思う。